『ハッチング　孵化』の評判

長女が見つけた謎の卵の孵化をきっかけに起こる恐ろしい事件により、家族の真の姿が浮き彫りになっていく様を描いたフィンランド製ホラー。北欧フィンランドで家族と暮らす12歳の少女ティンヤ。完璧で幸せな家族の動画を世界へ発信することに夢中な母親を喜ばすため、すべてを我慢し自分を抑えるようになった彼女は、体操の大会優勝を目指す日々を送っていた。ある夜、ティンヤは森で奇妙な卵を見つける。ティンヤが家族には内緒で、自分のベッドで温め続けた卵は、やがて大きくなり、遂には孵化する。卵から生まれた「それ」は、幸福に見える家族の仮面を剥ぎ取っていく。監督は世界の映画祭で短編作品が高い評価を受け、今回が長編デビューとなる新鋭女性監督ハンナ・ベルイホルム。

原題 Pahanhautoja
製作年 2021年
製作国 フィンランド
配給 ギャガ
上映時間 91分

劇場数少ないのかな

予告見た感じ面白そう

これGIGA配給なのになんでこんな取り扱い劇場少ないの？
ホラーだし4月なんて洋画の新作大してないんだからもっとやればいいのに、それなりに人呼べるだろ

試写見てきたから感想あげとく

出演者の演技が最高。
主人公、ティンヤの「本当は嫌なのに笑顔」など愛されたい嫌われたくないと取り繕う表情が絶妙。
家族もそれぞれの弱さ、おごりなど見た人が直感で「まあこいつはこうするよな」と瞬時に思える。

あと、映像、CG、なにより音声が凄かった。
経験したことないのに分かる、この音！分かる！！となる。すごい。あの息遣い、どうやって作ってるんだろ
殻の質感とかすごかった。

テロが1番いい人。
今作で、1番大人。ほんとに大人。
だからこそあのラストでいいと思う。
因みに朝食シーンでは初めて主人公が許されて泣きそうになる。
ほんとにあの母親画面外まじで教育してないし、父親も最悪だ。

父親の「夫として、男としての敗北」を内包した演技が良かった。
無理して見ないふりして趣味に逃げて笑っているのは自分のためであり、ティンヤや家族のためではない。つらい。なんだこの父親。
あと息子もえぐい。
母親の辟易とした演技もうまい。

お話ラストとしては「えええーーー！！！」「ぎぇーーーー！！！！」
となるけど、この家族、元々がすでに破綻してるし主人公の家庭内での犠牲がやばいかったから
主人公に対しては、ああなって悲しかった。幸せになってほしかった。「まあ…この家族なら…うん、いいか、な」とすら思ってしまう自分がいたのもまた事実…。

でも母親が、さいごめちゃくちゃ「ママーー！！かっこいいー！！」ってなっただけに
このラストしんどい？
母親これからどうなるんだろね

ほんと出演者みんな最高… の演技

チタンとどっちが面白いかな

今週プレミアム鑑賞する

プレミアム配信で見てきた

思ってたよりめちゃくちゃ面白かったわ。監督めちゃくちゃ変態だろ。あんなお姫様の様に可愛い女の子に何度もゲロシーン与えたり顔面に涎垂らさせたりそれもホラーだわ…
母親が胸糞悪い存在が終始続いてて良かった、なんか最後の最後まで娘は不幸なまま終わるバッドエンド作品で胸糞悪いけどまぁ作品としては良かった

プレミアムスクリーン鑑賞

想像よりもずっとねちゃねちゃしててキモい。
血液は大丈夫だけど、唾液とか胃液とかのねちゃねちゃ系が本当に厳しい。
嘔吐シーンがまじでキモくて、見てるだけで胃酸上がってくる
ほんと家で見れてよかった……

内容は思春期の肥大化した自我を持て余してる少女の話で、ずっと母親に愛されたいって叫んでる。
だから不倫でも母親と秘密を共有できると嬉しくなってしまう。父親に後ろめたさもあるけど。

だから最後、母親に見放されると死んじゃう

思春期の心の暴走って、身に覚えがあることだから、見てて痛々しさがあり、もうやめてくれ…ってなる

今のところ今年見た新作10位

ゲロしか食べないって中々レベルの高い変態が産まれてきたな

しかもあんな可愛い少女にゲロ吐かせるとか監督超変態
若い女監督だから許されるけどこれがハゲデブの監督なら大変だった

観てきたが予告で期待しすぎてイマイチだった
まず産まれたばかりの鳥のフォルムが思ってたのと違ってガッカリ
ラストは悲しいけどある意味主人公は解放されて良かったねって気持ちと代わりに鳥ティンヤがあの毒親との生活これから頑張ってくれって気持ち

逆に予告で想像してたよりも面白かった
予算知らないけど映像が凝ってた

第1形態の鳥が安っぽかったけど
そもそも低予算の雰囲気だからしゃーないか
ゲロは親鳥が吐き戻して子供にエサやるやつのそれかなと思った
鳥かなり成長しててもやってたけど
エンディング後に新ティンヤと動画撮る母ちゃん見たかったな

推しのゲロ食いたいのと同じ真理を味わえた

観てきた。隠れて動物を飼う話はよくあるけど、
主人公の精神や肉体とつながっているというのは
珍しいかな？
最後、あの後どうなったかというのは気になる。

それにしても、あの母親は常軌を逸しているな。
不倫するだけならまだ普通かもしれないが、
間男の家に娘を連れて行くのは異常すぎる。

ティンヤがテロに対して「何でもするから」と言った際、
テロが性的な行為をしでかすことを期t・・・、
心配したのは自分だけではないはず。

監督のインタビュー読む限り母性をテーマにしてるよね
娘ちゃんはあの年齢ながら母性を育み、一方母親は母性が皆無で子供を自分の物扱い
だからラストのシーンの後どういう選択を母親がするか知らないがドッペルゲンガーが自分の娘として有効的に使える存在と判断すれば受け入れるんだろうな

一番可哀想なのは隣の娘とペットのワンちゃんだろ 旧ティンヤも庭に埋められちゃうのかな

母親は不倫してることを娘に打ち明けるのもありえないが自分の娘の前でテロの娘をお姫さまと言っているのも最悪だな
父親も不倫黙認して娘の心情には寄り添えない頼りなさ
さらには唯一気遣ってくれたテロにも地獄に堕ちろ呼ばわり
まさに生き地獄

不倫してることを娘に打ち明ける母親って少女漫画とかだとたまに見かける気がする
あなたも女だったら分かるでしょ的なノリで（流石に12歳に伝えるのは酷いと思うけど）

そもそも不倫してる時点でアウトだしさらに子供に打ち明けるなんてアウト中のアウトでしょ
しかも目の前にいるティンヤの顔が悲しげなのにテロといるときだけが幸せとまで伝えるのアタオカすぎてビックリしたわ

ティンヤがテロの家に泊まってる時、
下から母親の喘ぎ声が聞こえてくるけど、
それを気にせずにアッリを優しく撫でるシーンが
シュールだった。

あんなんでも母親のことは好きだったんだね 切ない
テロの家が不気味っぽい演出でワロタ

始めはプレッシャーとかストレスやら色々あったんだろうけど
最後の方はもう母親からの愛への執着に感じたな
拒食症？＝ゲロを食べさせるに置き換えてるのもなかなか気持ち悪かった
浮気相手のテロが1番まともなこと言ってたのが面白かったわ

そんなテロも自分の子供の事になると周りが見えなくなるのがまた面白い
いくら殺されかけて見た目がティンヤにそっくりと言え冷静になって聞く耳も持てば彼女じゃない他に犯人がいるってのは分かるはずなのに

まあでもティンヤといえばティンヤだし
狂った母娘を追い出したのは大正解なようなw

ブラック・スワンっぽくて鉄棒で痛いシーンがあると思ってたら
そんな大したことなくてちょっと肩透かしだった

でもアイツは死んだティンヤの咀嚼物か吐瀉物しか食べないのにこの先食事はどうするの？

最後は完成された姿だったしもう親離れしてこれからは一人で生きていけるでしょ

弟が母親に、結構な勢いで抱きついていくシーンが最初にあったから、
終盤に母親が包丁持って家の中を動き回る時にハラハラしたわ

弟もなかなかに歪んでて心配
見た目はオヤジに似て冴えないし