大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚となるスピンオフドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』が、ついにお披露目となった。注目が集まった第1話の視聴者数は新記録を樹立したようだ。米Hollywood Reporterなどが報じている。

『ゲーム・オブ・スローンズ』の物語から約200年前を舞台に、ターガリアン家に焦点を当てた『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』。HBO Maxなど米国での配信プラットフォームにおいて約1000万人（正確には998万6000人）の視聴者数を記録したと米HBOは発表。これはHBOの新作ドラマにおいて歴代トップの数字だ。また、米国、ラテンアメリカ、ならびにいわゆるEMEA地域（ヨーロッパ、中東、アフリカ）でも、HBO Max最高のスタートとなった。

HBOとHBO Maxの最高コンテンツ責任者であるケイシー・ボイルズは声明を発表。

「昨夜、大変多くの『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンが我々と一緒にウェスタロスに戻ってきたのは素晴らしかったです。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』には才能豊かなキャストとスタッフが関わり、心血を注いで製作に取り組んだ結果、視聴者の好意的な反応を得て、我々は大変嬉しいです。原作者のジョージ・R・R・マーティン、製作総指揮のライアン・J・コンダル、ミゲル・サポチニクが今後どのようなことを見せてくれるのか、視聴者と共有できることを楽しみにしています」

2019年5月に、『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズフィナーレが1930万人の視聴者を集めて以来、HBOにとって最大の視聴者数を記録した『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』。2011年の『ゲーム・オブ・スローンズ』デビュー時の視聴者数も上回ったとのことだが（222万人の当日視聴者数／ニールセン調べ）、当時はHBOのストリーミング配信はかなり限定的で、マルチプラットフォーム視聴はレポートされていなかった。そしてもちろん、『ゲーム・オブ・スローンズ』は視聴者にとって新作だったが、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は前作の大成功の上に立っている。

今後、どのような展開を待ち受けているのか—、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は日本ではU-NEXTにて配信中。

（海外ドラマNAVI）