引用元:【訃報】映画監督の沢島忠氏死去
時事通信
沢島 忠氏(さわしま・ただし=映画監督)27日午前7時29分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去、91歳。
滋賀県出身。葬儀は近親者のみで行う。喪主はめいの夫の沢島章(あきら)氏。
50年に東横映画(現東映)に入社し、57年の「忍術御前試合」で監督デビュー。50年代から60年代にかけて、数多くの東映の時代劇や「人生劇場」シリーズなどの任侠(にんきょう)ものを手掛けた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180128-00000040-jij-soci
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沢島忠作品の人生劇場の鶴田浩二と健さんは良かった
ご冥福をお祈りします
沢島忠監督死去、91歳「人生劇場」シリーズで東映任侠路線確立
東映時代劇や「人生劇場」シリーズなどを手掛けた映画監督で舞台演出家としても知られた沢島忠(さわしま・ただし、
本名正継=ただし)さんが27日午前5時、多臓器不全のため都内の病院で死去した。91歳。
滋賀県出身。「忠臣蔵」の映画化に執念を燃やしたが、力尽きた。葬儀は未定。
1950年代後半から60年代にかけて中村錦之助(後の萬屋錦之介)さんや美空ひばりさんの映画で東映の黄金期を支え、
鶴田浩二さんや高倉健さんを起用した「人生劇場」シリーズで任侠路線の礎を築いた巨匠が静かに逝った。
関係者によれば、昨年末に体調を崩して入院。この日、眠るように息を引き取った。
90年に夫人に先立たれてから1人暮らしを続けていた。
病床にあっても「忠臣蔵」映画化への夢を持ち続けた。
3年ほど前から台本を大手各社に持ち込んでいたが断られ、ならばと製作費捻出のために宝くじを購入。
「3億円が当たれば何とかなるのだが」と10万円単位で買い続けていたという。
配役も頭の中にあったようで、昨年9月に相談を受けた俳優の榎木孝明(62)は
「これを撮り切らないうちは死ねない。本物の忠臣蔵を撮りたいと話されていた。
僕も時代劇再生に向けた活動をしているので残念です」としのんだ。
82年の舞台「宮本武蔵」で佐々木小次郎役を演じ、家族ぐるみのつきあいがあった目黒祐樹(70)は
「時代劇の先生でした。忠臣蔵では僕のことも考えてくれていたようです。
ショックで言葉もありません」と悲しみのコメントを寄せた。
◆沢島 忠(さわしま・ただし)1926年(大15)5月19日生まれ、滋賀県出身。1950年に東横映画に入社。
マキノ雅弘監督、渡辺邦男監督らの助監督を務め、57年に「忍術御前試合」で監督デビュー。
77年「巨人軍物語 進め!!栄光へ」以降は、舞台演出家として活躍した。
55年にスクリプターの高松富久子さんと結婚。昨年の日本アカデミー賞で長年の功績に対し第40回特別賞を贈られた。
[ 2018年1月28日 06:15 ]
錦之介もね
ひばりのお気に入りだったからね。
ブレーンのひとりだった。
てか、沢島がいなければ、「映画スター美空ひばり」も誕生しなかっただろう。
ヒッチコック&グレース・ケリーに並ぶ、映画史上の黄金コンビだった。
時代劇の本格的な終焉が来てるんだなあ
いや、それ以前の仁侠映画路線だって、沢島の本来の志向とは違ってたよ。
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