「スター・ウォーズ」に出演の俳優が新型コロナで他界

「スター・ウォーズ」などに出演した俳優アンドリュー・ジャック氏が新型コロナウイルスにより他界した。享年76歳。イブニング・スタンダード紙が故人のエージェントによる証言をもとに報じた。

ジャックさんは舞台発話を指導する英国出身の演劇人。役者としては「スター・ウォーズ／最後のジェダイ」にイーマット将軍の役で出演したほか、「ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー」では、モロック役で声の出演をした。また、「ロード・オブ・ザ・リング」では役者陣に対し、エルフの言葉を指導した経歴を持つ。

​エージェントによれば、ジャックさんは31日早朝、ロンドン近郊のチャーツィーにあるセント・ピーター病院で他界した。妻のガブリエル・ロジャースさんはオーストラリアで自宅隔離中のため、夫の最期を看取ることはできなかったという。

最新情報によれば、英国で新型コロナウイルスに感染した人の数は2万5150人に達し、そのうち1789人の死亡が確認されている。

一方、世界保健機関（WHO）の最新情報によれば、世界の感染者は75万人に達し、死者は3万6千人を超えた。