俳優の佐藤健が主演を務める大人気シリーズ映画『るろうに剣心 最終章 The Final／The Beginning』が完成したことを、本作のメガホンをとった大友啓史監督が20日、ツイッターで報告した。

大友監督は「粛々と作業を進めていた『るろうに剣心 最終章』が完成！ 初号試写も既に終了」と発表。続けて「濃密なアクションエンタメ『THE FINAL』と、『不殺の誓い』に至る剣心のルーツを描いたドラマ『THE beginning』。試写ではどちらも物凄く評判が良く、早くお披露目したい、観てほしい気持ちでいっぱいでござる！」とアピールした。

本作では、志々雄真実（藤原竜也）との死闘の後、神谷道場で平和に過ごした剣心たちに突如として攻撃が開始され、明かされなかった剣心の過去と消えることのない十字傷への謎につながる。原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースとした縁とのクライマックスが描かれる『The Final』、剣心が過去を語る「追憶篇」がベースとなる『The Beginning』の2部作で描かれる。

当初は、7月3日と8月7日に2部作で公開を予定していたが新型コロナウイルスの影響で延期が決定。新たに、来年のゴールデンウィークに公開されることが5月に発表されていた。