ヘンリー王子が「Ｎｅｔｆｌｉｘ」デビュー！第２の人生を本格スタート

ヘンリー王子とメーガン妃（ロイター）

　ヘンリー王子が今週、大手動画配信サービス「Ｎｅｔｆｌｉｘ」デビューを果たした。パラリンピックの歴史を紹介するドキュメンタリー番組「ライジング・フェニックス」に出演したのだ。すでに複数の仕事が進行しており、王子の��第２の人生�≠ｪハリウッドで本格スタートした。

　米ニュースサイト「インサイダー」は今週、王子は自身が取り組む慈善活動などの推進のため、番組制作に関わることを目指していると伝えた。

　パラリンピックはその一つで、他にも「インビクタスゲーム」は王子自らが創設した負傷軍人のための国際スポーツ大会で、最も力を注いできた事業だ。第１回大会は２０１４年にロンドンで開催され、第４回の今年はオランダ・ハーグの予定だったが、コロナ禍で来年に延期された。

　同サイトによると、王子は米人気司会者オプラ・ウィンフリーと共同で、メンタルヘルスを扱ったドキュメンタリーシリーズをアップルＴＶで制作するプロジェクトも進めている。

　また、最近では幼児向けテレビアニメ「きかんしゃトーマス」に出演。同番組の原作となった１９４５年創刊の「汽車のえほん」７５周年を記念した同番組の特別編「王室列車」でオープニングを担当した。

　ナイキやロリエールなどの企業を担当してきたブランドマネジメント専門家クビ・スプリンガー氏は、王子のビジネス戦力についてこう分析した。

「今後はテレビ、映画やポッドキャストといったメディアを利用して、これまで王子が続けてきた慈善活動や、自身が関心を持つグローバルな問題にスポットライトを当てていくことになるだろう」

　同氏は「メーガン妃がかつて女優だったように、王子が俳優業を目指すようなことは考えられない」と指摘。ただ、ゲスト出演やナレーションの仕事はありそうだ。

　王子は２０１６年、インビクタスゲーム宣伝のため、エリザベス女王や当時のオバマ米大統領夫妻とともに寸劇を演じた。また、昨年はメンタルヘルスについての公共ＣＭでメーガン妃やウィリアム王子夫妻と一緒にナレーションを務めたこともある。

　メーガン妃同様、ヘンリー王子もすでにハリウッドで引っ張りだこのようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8225c843d30165de7e658300f4d3b28194a21a4b