あと、動画を観たが>>2氏の指摘通り、ちとモッサリしてるかなって感じはある
アクションを撮る時の世界共通項として、立ち合い時の怪我を防ぐ為、安全なスピードで
組手撮影をした後、フィルムを早回し編集して完成させるのが一般的で
ハリウッドは保険や訴訟問題対策の為、よりその傾向が強い

ただ、早くし過ぎるとカクカクした動きになり、チャップリンの白黒サイレント映画か
初期のドニーイェン作品みたいになってしまうし、遅くても当然意味は無い
この位で良いか、とラッシュを見て編集しても実際に上映するとそうは見えない事も
往々にしてあり、効果的に速く見えるカット割りが必須な事も相まって
結局はアクション監督のセンスで決まる

中国・香港映画界なら、踏んでる場数が違う為かそれを皮膚感覚で掴んでいる
アクション監督が多いそうだがハリウッドはそうでもないらしく
「折角うまく撮れたのに、下手なハリウッドスタッフが編集して台無しにされる」と
かつてドニーイェンが嘆いていた

次作の「Ｇ・Ｉジョー」みたいにそれがわかる人間がアクション監督をすれば良いが
(ちなみに日本で数少ない、その皮膚感覚を持つ谷垣健治が担当)
そうでないとちょっとガッカリ作品になるかも

直接の繋がりは無いが、前作のモータルコンバットはまだ無名時代のレイパーク(ダースモール)や
トニージャーが出ていた思い入れのある作品だから何とか良い仕上がりになる事を願うばかりだ

こんぐらいでいいと思う。