引用元：【訃報】「幻の湖」「八甲田山」「砂の器」脚本家・監督、橋本忍氏死去
1: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 06:13:25.96 ID:8HTvXBhv0●.net BE:842343564-2BP(2000)
「羅生門」「七人の侍」「日本沈没」「砂の器」など、映画史に残る名作、ヒット作を数多く
手がけた脚本家の
橋本忍（はしもと・しのぶ）さんが１９日午前９時２６分、肺炎のため東京都
世田谷区の自宅で死去した。１００歳だった。葬儀は近親者のみで営む。喪主は長女綾（あや）さん。
兵庫県生まれ。会社勤めをしながら伊丹万作監督に学ぶ。１９５０年、芥川龍之介の小説を
脚色した「羅生門」が黒澤明監督の手で映画化され、脚本家デビュー。この作品がベネチア国際
映画祭で最高賞の金獅子賞を取り、注目を集めた。黒澤監督の脚本チームの一員となり、「生きる」
「七人の侍」「蜘蛛（くもの）巣城（すじょう）」「隠し砦（とりで）の三悪人」など計８本の
黒澤作品に参加した。
骨太のエンターテインメントを得意とし、「張込（はりこ）み」「黒い画集 あるサラリーマン
の証言」「ゼロの焦点」など松本清張の社会派推理小説の脚色は十八番だった。
映画製作会社の橋本プロダクションを設立し、製作者としての第１作は清張の長編を自ら脚色
した「砂の器」（７４年、野村芳太郎監督）に。続く第２作「八甲田山」（７７年、森谷司郎
監督）とともに、当時の大作ブームの流れに乗って大ヒットを記録した。
テレビでも、戦時下の庶民の苦しみを描いたドラマ「私は貝になりたい」が芸術祭賞を受け、
自身の脚本・監督で映画化もされた。
他の脚本の代表作に、６３年のカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を獲得した小林正樹監督の
「切腹」、山本薩夫監督の「白い巨塔」、岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」、森谷
監督の「日本沈没」など。
著書に黒澤監督との仕事を中心につづった自伝「複眼の映像 私と黒澤明」がある。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASL7L6T15L7LUCLV022.html
橋本忍
橋本 忍（はしもと しのぶ、1918年4月18日 – 2018年7月19日）は、日本の脚本家、映画監督。男性。兵庫県神崎郡鶴居村（現・神崎郡市川町鶴居）に生まれる。
脚本家の橋本信吾、橋本綾は実子。
経歴
家業は小料理屋で、芝居好きの父親から影響を受ける。大鉄教習所卒業後、国鉄に勤務。
1938年に応召、鳥取の連隊に入隊（階級は一等兵）するも粟粒性結核に罹り、永久服役免除され療養生活に入る。
wikipediaより
[content_block id=18954]
4: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 06:16:03.60 ID:8HTvXBhv0.net
5: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 06:16:57.49 ID:/Js2NqoG0.net
100歳か
大往生だな
7: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 06:18:41.55 ID:80zIM0iV0.net
『砂の器』、初めて見た時泣きすぎて目が腫れた覚えがある
12: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 06:22:30.82 ID:cg29eClS0.net
砂の器は視たことあるがいい映画だった
有名なお遍路のシーンは原作ではさらっと書かれているだけだったが、この脚本家が映画でそこを強調して作ったのは松本清張も感心してたとかなんとか
14: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 06:26:27.72 ID:njQ88/fH0.net
砂の器は日本映画史上最高の映画だったな。脚本といい映像といい役者といい。最高だった。
15: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 06:28:28.68 ID:NWbc5kER0.net
砂の器サントラ買った
16: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 06:29:25.76 ID:UPIgkmFP0.net
江戸時代の平凡な武士が切腹させられる話の脚本を任された時、
当時の武士が弁当を食べてたかどうか幾ら調べても分からなかった為、降板したそうだが、
その気違いじみた拘り方に流石の監督する予定だった黒澤明も唖然としたらしい
32: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 08:27:10.73 ID:stRtrT3s0.net
>>16
クリエイティブな仕事してる人のこういうエピソード大好き
17: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 06:30:58.51 ID:fyHCtm3d0.net
本当にご冥福を祈る
この人がいなかったら日本の映画はなかったし
日本人の素養にすら影響を与えたと思う
20: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 06:54:29.73 ID:pFqWtEVk0.net
何で昔の映画の方が面白く感じるんだろ
24: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 07:52:39.00 ID:aajOiJH60.net
グンカ〜はじめ！
「ゆき〜のしんぐん、こおりをふんで〜、どこが〜かわやら、みちさえしれず、」
28: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 08:14:23.13 ID:00csqXQG0.net
八甲田山は木村大作が目立ちすぎて橋本監督の存在を忘れがち
あと、何度見返しても大竹まことが誰かわからない
役者の顔がみんなおかしい
30: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 08:25:59.35 ID:h9aX/E4Z0.net
>>28
八甲田山の撮影が過酷すぎて
幻の湖作った説あるからなぁ
33: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 08:27:58.36 ID:UaNVmruF0.net
テレビ出るとき、スタジオでもサンバイザー被ってたよね。
34: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 08:29:20.55 ID:DadM5SYv0.net
名セリフが多かったな
「一番ええのは、このまま何もせん方がええ」
「首が飛ぶつうのにヒゲの心配してどうすっだ」「人を守ってこそ自分も守れる。己の事ばかり考える奴は、己をも滅ぼす奴だ」
「覚えているのは、ただ忙しくて退屈だった」
37: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 08:36:05.80 ID:4GQh0H6h0.net
取り壊し前の旧南街劇場のサイキック青年団のイベントで深夜に上映された『幻の湖』の異常な盛り上がりが忘れられないw。
40: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 09:35:35.25 ID:jafYzXC60.net
八甲田山のキャスト豪華すぎて引く
41: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 09:40:59.80 ID:YzNfBOti0.net
七人の侍の実質的執筆者。
八甲田山、日本のいちばん長い日、
白い巨塔、砂の器
などスケールの大きい作品に欠かせない
稀代のストーリーテラー。
若い頃は病弱で結核を患って入院生活。
寝てるのがヒマなので脚本書いて
伊丹十三のオヤジの伊丹万作送ったら、
才能を認めて弟子にしてくれた。
それが百まで生きたのだから大往生。
42: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 09:43:38.96 ID:YzNfBOti0.net
七人の侍は橋本が書いて、黒澤明がまとめて。
小国英雄が校閲という感じだったらしい。
七人の侍の前に武士の一日や、剣豪列伝の脚本を書かされたのが役にたったそうだ。
44: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 09:52:51.15 ID:+ShR1zfw0.net
「おら、こんな人、知らねぇ！」
47: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 09:57:03.44 ID:XPdLINjy0.net
>>44
ひとしきり泣きはらした後でこのセリフだもんなぁ、反則だわ
45: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 09:55:30.17 ID:4b8vUHX40.net
加藤剛さんの追悼も兼ねて今日は砂の器でも見るかな
46: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 09:55:59.58 ID:YzNfBOti0.net
ストーリーの語り口、説得力はすごい。
しかし、押しが強すぎるために、恥ずかしくなったり、ツッコミどころ満載だったりする。
最悪の場合には壮大にずっこける。
それが幻の湖。
50: 名無しさん＠涙目です。 2018/07/20(金) 09:58:46.05 ID:GFMcNJey0.net
うちの知事は、砂の器も八甲田山も出てた
八甲田山の撮影のとき、寒くてカレーが運んでる途中で凍ったらしい
複眼の映像 は名著