引用元:大林宣彦監督(80) 原爆投下までの日本の戦争描く映画制作へ ガンと闘病しながら
2月22日 4時45分
広島県出身の映画監督、大林宣彦さんは、NHKのインタビューで、原爆が投下されるまでの日本の戦争をテーマにした映画を自身として初めて制作すると明らかにしました。大林監督は「戦争がひと事ではない今の時代にこそ、映画で平和をたぐり寄せたい」と話しています。
広島県尾道市出身の大林宣彦監督は、「時をかける少女」など、故郷の尾道を舞台にした作品などで人気を集め、これまで監督を務めた映画は40本以上に上ります。
80歳の大林監督は、がんと闘いながら精力的に作品づくりを続け、去年12月には、太平洋戦争前夜の若者たちの青春を描いた作品、「花筐/HANAGATAMI」を発表しました。
大林さんは20日、NHKのインタビューに応じ、次の作品では、自身として初めて、広島に原爆が投下されるまでの日本の戦争をテーマにすると明らかにしました。脚本はほぼ完成し、早ければことし5月から撮影を始めたいとしていて、作品の中では、広島を慰問に訪れ原爆の犠牲となった「桜隊」と呼ばれる劇団員などを描く予定だということです。
大林監督は「戦争がひと事ではなく、みんなが肌で感じる時代になってしまった。戦争体験者である自分は、こうした映画を作るために80まで生かされたのだと思う。映画で平和をたぐり寄せたい」と話しています。
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町の人たちを避難させる映画なら興収300億は固い
「尾道みたいな地方の小都市で人生を送るとはどういうことか」を上手に表現できてる映画だと思う。
だから大林監督は有能だと思う。
現在も地方を舞台にした映画は多いけど、単に観光PRみたいな、「地方で撮りましたよ」ってだけの映画が多い。
あのお婆さんを起用した大林監督はセンスがある。
歳取ってから「時かけ」の全編をおおう切なさが心に染みるようになったよ
戦中世代の体験で語る映画は今や貴重だな
大林宣彦 (KAWADE夢ムック 文藝別冊) 2017-10-28 |