２０１８年興行収入１位「ボヘミアン・ラプソディ」２位「コード・ブルー」

日本映画製作者連盟によりますと、去年、国内で上映された映画の興行収入は日本映画と外国映画を合わせて2225億1100万円と、前の年を３％ほど下回りましたが、記録のある平成12年以降で３番目に多くなりました。

興行収入が最も多かったのは、イギリスの伝説のロックバンド、「クイーン」の軌跡を描いた「ボヘミアン・ラプソディ」で、今月27日までに104億6000万円の興行収入がありました。国内で100億円を突破した映画はおととしの「美女と野獣」以来です。

続く２位はドクターヘリによる緊迫の救急医療現場を描いた「劇場版コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命ー」で93億円。

３位は青山剛昌さんの漫画が原作の劇場版アニメ「名探偵コナン　ゼロの執行人」の91億8000万円でした。

記者会見した日本映画製作者連盟の岡田裕介会長は「おしなべて興行的に健闘した年だったのではないかと感じる。成績が前年より少し悪いと言っても前年がよかったわけで、好調をキープしたと言えるのではないか」と話していました。

興行収入10億円超の作品は54本
去年、国内で上映された映画で興行収入が10億円を超えた作品は、日本映画が31本、外国映画が23本ありました。

日本映画と外国映画を合わせた興行収入の上位10作品は今月27日の時点で、
▽１位が「ボヘミアン・ラプソディ」で104億6000万円
▽２位が「劇場版コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−」で93億円
▽３位が「名探偵コナン　ゼロの執行人」で91億8000万円
▽４位が「ジュラシック・ワールド／炎の王国」で80億7000万円
▽５位が「スター・ウォーズ／最後のジェダイ」で75億1000万円
▽６位が「映画ドラえもん　のび太の宝島」で53億7000万円
▽７位が「グレイテスト・ショーマン」で52億2000万円
▽８位が「リメンバー・ミー」で50億円
▽９位が「インクレディブル・ファミリー」で49億円
▽10位が「ミッション：インポッシブル／フォールアウト」で47億2000万円でした。

2019年1月29日 16時43分エンタメ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190129/k10011795501000.html