引用元:甲子園の話なのにグラウンドが出てこない!異色の青春映画『アルプススタンドのはしの方』 [鉄チーズ烏★]
本作は、第63回全国高等学校演劇大会で最優秀賞に輝いた、兵庫県立東播磨高等学校演劇部による戯曲が原作。2019年には浅草九劇で上演され“浅草ニューフェイス賞”を受賞した舞台を、ピンク映画・Vシネマを100本以上手がけ、今年『性の劇薬』が公開された城定秀夫が映画化。コミカライズ化もされ、3月19日より小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」編集部が運営する無料WEB漫画サイト“やわらかスピリッツ”誌上で連載開始された。
舞台はタイトルの通り、アルプススタンド(高校野球の観客席)の端。時折、カメラは吹奏楽部のゾーンや自動販売機のスタンドに移るが、ほぼ観客席の「端っこ」にいる4人の会話劇に終始する。演劇部員の安田(小野莉奈)と田宮(西本まりん)、元野球部・藤野(平井亜門)、帰宅部の優等生・宮下(中村守里)。普段は全く接点のない4人にはくしくも共通点があり、みな挫折を味わっており、それぞれ「しょうがない」と自分の気持ちに折り合いをつけるのか、そうでないのか、人知れず葛藤している。
そんな彼らに波風を立てるのが「人生は空振り三振の連続」「人生は送りバントだ」などと青臭い言葉を連発し、「声を出せ!」と冷めた4人を鼓舞する熱血教師の厚木(目次立樹)だ。物語が進むにつれ、4人それぞれ蓋をしてきた思いが噴出していき、うざったいことこのうえなかった厚木への見方も変わっていく。
またグラウンドは一切映されないが4人の会話にスター選手のソノダくんや落ちこぼれのヤノくんなど、選手の名前が度々登場する。しかし、彼らの姿を見せることなく胸アツの物語を語る、という画期的な試みに挑んでいる。
キャストに、ドラマ「中学聖日記」の小野莉奈&西本まりん、「Love Cocchi」(ラブコッチ)のアイドル、女優として活躍する中村守里。3人は浅草九劇版から続投している。そして俳優、モデルの平井亜門、AbemaTV「太陽とオオカミくんには騙されない」で注目を浴びた黒木ひかりら。“モヤモヤ”を抱える少年少女の揺れる内面を繊細に体現したフレッシュな顔ぶれに加え、姿を見せないヤノくんの物語は、涙なしに観られない。(編集部・石井百合子)
2020年8月11日 21時15分
https://www.cinematoday.jp/news/N0117910
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元の戯曲書いたのは顧問の先生、演劇青年崩れ。
>すげえつまんなそう
今年のベストに推す声も多いよ
ただ、近所の映画館じゃやってない
田舎のつらいところだ
埼玉かどっかの地方球場のスタンドやないか
一応、お話は甲子園のアルプススタンドということになっているけど、
借り切ってロケ撮影する予算がなくてそのへんのスタンドですませた。
っていうか、「アルプススタンド」って名前自体が甲子園特有。
春のセンバツか夏の甲子園か、応援団専用スタンド、って基礎知識が必要。
thx
まぁロケで甲子園が使えなかったんだろうってことは
わかったんだけど、アルプススタンド→応援用スタンド
って読み替えが必要なのね。
あくまで設定上は甲子園(たぶん夏)のアルプススタンド。
とてもそうは見えないけど、あくまで甲子園だと思い込んでみる必要がある。
そういう意味では、演劇出身(?)の映画らしいと言えば言える。
>会話劇の映画はつまらんのが多い
面白いから話題になってる
宇多丸も大絶賛しとったわ
今回はAV女優は出ないのか