マカロニえんぴつが映画「クレヨンしんちゃん」主題歌歌うんだゾ！結成９年の音大出身４人組バンド
2/25(木) 5:00 サンケイスポーツ
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憧れのしんちゃんと対面し、大興奮した前列左から長谷川、はっとり、後列左から高野、田辺＝東京・赤坂（撮影・尾崎修二）

　音大出身者で構成された男性４人組ロックバンド、マカロニえんぴつが４月２３日公開の「映画クレヨンしんちゃん　謎メキ！花の天カス学園」で映画主題歌に初挑戦することが２４日、分かった。ギター兼ボーカル、はっとり（２７）が青春をテーマに書き下ろした「はしりがき」（発売日未定）で、陽気なしんちゃんにぴったりなアップテンポな楽曲。結成９年の注目バンドが国民的アニメを歌で彩る。

　クレヨンとえんぴつが合体するゾ！

　マカロニえんぴつは、２０１２年に結成した音大出身の男性４人組。高い演奏力やメッセージ性の強い歌詞で注目され、１８年１０月のＴＢＳ系「王様のブランチ」のエンディング曲「レモンパイ」や１９年の日本マクドナルドのＣＭ曲「青春と一瞬」で人気が上昇。昨年１１月のメジャーデビュー後は、テレビ朝日系「ミュージックステーション」に度々出演するなど今年大ブレーク必至だ。

　劇場版「クレヨンしんちゃん」の主題歌といえば、これまで男性デュオ、ゆずや歌手、あいみょん（２５）ら豪華アーティストが担当。シリーズ２９作目となる今回は、旬な存在としてマカロニに白羽の矢が。「クレヨンしんちゃん」のファンだった４人は快諾し、スタッフと何度も話し合いを重ねた末に「はしりがき」を完成させた。

　作詞作曲を手掛けたはっとりは、脚本を読み込んで創作。劇中で超エリート校に体験入学したしんのすけと仲間の青春模様を歌詞に乗せ、春らしい爽快な疾走感あふれるサウンドに仕上げた。

　映画公開を前にメンバーは憧れのしんのすけと対面。キーボードの長谷川大喜（２７）は「主題歌をやると聞いて夢かと思った」と興奮し、ギターの田辺由明（３１）も「どの年代にも愛されるしんちゃんとのコラボがうれしい」と大感激。

　４月１０日から全国１４カ所１５公演を回る自身最大規模のホールツアー開催も決まり、ベースの高野賢也（２７）が「挑戦することに結び付く曲になれば」と胸を張ると、はっとりも「しんちゃんに『次もマカロニがいいゾ』って言われるように頑張りたい」と誓った。

　曲を聴いたしんのすけは「今回の映画にピッタリだったゾ！　みんなもきけば〜」とＰＲする。

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