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2012年期待の映画

あけましておめでとうございます!

 管理人のJackです。
 6月にブログを開設して半年が過ぎましたがなんとか更新が続いております。
 みなさん今年もよろしくお願いします。。

 今年は2chのまとめだけではなく少しは(出来れば月1ぐらいで)
 普通の更新をしていこうと思います。

 話は変わって、今年(2012年)は大作映画目白押しの大作イヤーですね。
 ハリウッド大作といえば続編やリメイクの話題ばかりですが、
 果たして今年はオリジナルの傑作が登場するんでしょうか?

 米のyahoo.comの2012年期待の映画の記事を読んだ所、
 今年封切りの映画は以下があるようです。

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The Dark Knight Rises / ダークナイト・ライジング

 言わずと知れたクリストファー・ノーラン版バットマンの3作目にして完結編ですね。
 個人的には、ビギニング(駄作)→ダークナイト(傑作)→ライジング(?)
 と続いているので、次がどうなのか期待しています。
 因みに2chでダークナイトを褒めると、直ぐダークナイト厨と呼ばれます。
 人気がある反面、アンチも大量にいるのが面白い所です。
 確かに、最近のノーラン映画はハンス・ジマーの音楽と
 クドいくらいの重低音
(ズ~ン、ズ~ンってやつね)に騙されているような気が
 しないでもないんですが(笑)

 関係ないけど、クリストファー・ノーランってメイキングとかの動いてる
 画を観てると、たまに船越英一郎に見える時があるよね。俺だけ?
 

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The Amazing Spider-Man / アメイジング・スパイダーマン

 
 スパイダーマンのリブート版。
 スパイダーマンに変身するピーター・パーカー役が『ソーシャル・ネットワーク
 で親友のエドゥアルドを演じたアンドリュー・ガーフィールドに替わり、
 設定も社会人ではなく、高校生時代に戻ります。
 
 ちょっと話が変わるのですが、最近のアメコミ映画は昔と違ってだいぶ洗練されて
 きていると思います。
 最近の完成度の高いアメコミ映画を挙げると、

 ・ダークナイト
 ・パニッシャー:ウォー・ゾーン
 ・キック・アス
 ・ウォッチメン
 ・アイアンマン
 ・ヘルボーイ ゴールデン・アーミー
 ・X-MEN ファーストジェネレーション
 etc..

 適当に羅列しただけですが、上記のものなんかが挙げられます。
 一昔前(時期的にはダークナイト以前か)には

 ・デアデビル
 ・X-MEN3部作
 ・ファンタスティック・フォー2作
 ・ゴーストライダー
 ・前のパニッシャー2作
 etc..

 とにかく、箸にも棒にもかからないアメコミ映画ばかり乱造されていた
 時期がありました。
 一応、サム・ライミのスパイダーマン3部作や、
 それ以前のアメコミ映画(ティム・バートン版バットマンや
 リチャード・ドナー版スーパーマン)にも良いものはあったのですが、
 恐らくパブリック・イメージとしての”アメコミ映画”といえば、
 子供向けのイメージが強かったと思います。
 なぜ最近になって大人の鑑賞に耐えるアメコミ映画が大量に作られるように
 なったのか。
 僕はサブジェンルの追求にあると考えています。
 ダークナイトの何がエポックメイキングだったのか考えると、確かに、
 ヒース・レジャーの好演によるジョーカーの力もあったと思いますが、
 核となっているのは、「バットマンを使って『ヒート』を撮った」ということじゃ
 ないでしょうか。
 
 駄作とされるアメコミが原作のアメコミ読者向けに、それこそ子供騙しのように、
 人気キャラの登場→敵の登場→敵退場(途中ヒロインとすったもんだ)
 というそれこそ一般的な括弧書きの「ハリウッド(笑)」シナリオだったのと違い。

 最近のアメコミ映画は ファン向けに上記の「ハリウッド(笑)」シナリオを
 盛り込みながら(しかも時にはそれすらも完全に無視して)
 アメコミ以外のもう一つのジャンルをミックスしているのです。
 先ほど例に挙げた良くできたアメコミ映画でたとえると

 ・ダークナイト ⇒ ヒート(クライムアクション)
 ・パニッシャー:ウォー・ゾーン ⇒ バイオレンス
 ・キック・アス ⇒ 青春
 ・ウォッチメン ⇒ アクション
 ・アイアンマン ⇒ コメディ
 ・ヘルボーイ ゴールデン・アーミー ⇒ 恋愛
 ・X-MEN ファーストジェネレーション ⇒ 青春、学園、ナチ復讐
 
 概ね、上記のようなサブジャンルを追加することによって、大人の鑑賞に堪えうる、
 深みのある映画が作れているのです。
 この方法によって、本来原作を知らない観客でも変化球の青春映画やコメディとして、
 物語を楽しめている人も多いんじゃないでしょうか。
 これは、完全にハリウッドの製作者たちも意識していて、
 それは最近のスタッフの起用からも解ります。
 例えば、『アイアンマン』の監督のジョン・ファヴローなんかは、
 元々スタンダップ・コメディアンを目指していた俳優監督ですし、
 『マイティ・ソー』をシェイクスピア俳優のケネス・ブラナーに撮らせたのも
 意図的でしょう。
 
 こうなった背景には、不況でオリジナルの大作が撮りにくく、アメコミの仮面を被せて
 監督が好きな映画を撮っているということもあるかもしれません。
 ゾンビ映画の神様ジョージ・A・ロメロでさえ
 「ゾンビ映画じゃないとお金が集まらない…。
 と、自虐的に考え、ゾンビで金を集めて『サバイバル・オブ・ザ・デッド』
 本来撮りたかったであろう大いなる西部をゾンビ映画で再現した経緯と
 似ているのかもしれません…。

 …と、物凄く長くなりましたが、何を言いたいのかというと、
 今回のリブート版スパイダーマンの監督は恋愛(をテーマにした)映画の傑作
 『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督だということです!
 つまり、今回のスパイダーマンは恋愛映画をサブジャンルに迎えたということですね。
 サム・ライミ版もGMとの恋愛は描かれていましたがが、
 今回はそれ以上に物語に深く関わってくるのは明らかです。
 果たしてまたジャンルミックスの傑作になるんでしょうか?
 
 余計なこと書くけど、スパイダーマンでマーク・ウェブってのは駄洒落かね(笑)
 (スペルではbが多いけど)

The Avengers / アベンジャーズ

 マーベル・スタジオズ製の最近の映画シリーズ『アイアンマン』(2008年)、
 『インクレディブル・ハルク』(2008年)、『アイアンマン2』(2010年)、
 『マイティ・ソー』(2011年)、
 『キャプテン・アメリカ: ザ・ファースト・アベンジャー』
(2011年)
 のキャラクターが大集合したお祭り映画。
 キャストとしては概ねオリジナルキャストですが、ハルクのノートン先生だけが
 マーク・ラファロに変更されています。
 アイアンマン2もそうですが、こういう映画外のゴタゴタって
 ファンからしたらやっぱりちょっと寂しいもんです…。
 ただ、追加のヒーローとして、ホークアイとしてジェレミー・レナーが登場するのが
 楽しみです(ソーでカメオ出演してましたが)。

 連作の一本目となる『アイアンマン』が公開されたときには、
 『アベンジャーズ』 まで繋ぐ壮大なプロジェクトが、
 「多分、ハルクかキャプテン・アメリカあたりで壮大にコケて白紙になるな…。」
 なんてことを思っていましたが(笑)割りとと堅実に公開され続けましたね。

The Twilight Saga: Breaking Dawn – Part 2 / トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2

 女性向け人気ヤングアダルト小説の映画化第5作。
 主人公の友人役のハムスターみたいな顔をしたアナ・ケンドリックたんが好きで、

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 劇場で第2作目までは観たんですが、さすがに力尽きて新作を追っていません…。
 日本では正直全然ブームになっている雰囲気はありませんが、
 それでも公開して日の浅い水曜日なんかに劇場で男一人で観に行った日には
 アウェーっぷりに身悶えてオススメです。
 個人的には、第1作目の『トワイライト-初恋』
 イケメン吸血鬼一家イケメン人狼一族”野球”で対決するシーンが最高に
 笑いました。
 試合のシーンではゲゲゲの鬼太郎『お化けナイター』もびっくりなシーンを
 期待していたのですが、途中で邪魔者が入って試合中止で本当にがっかりでした。

The Hunger Games / ハンガー・ゲーム(仮)

 『バトル・ロワイアル』にインスパイアされて描かれた米の小説を映画化したもの。
 『ハリーポッター』シリーズが終わり、『トワイライト』も完結するんで、
 ハリウッドでは次なるビッグフランチャイズを探してるとのこと。
 『ハンガー・ゲーム』は、原作が既に数冊出ているので、コレがヒットすれば、
 次々映画化されるでしょうね。

 

 トワイライトよりはマシかなあ…。

Snow White and the Huntsman / 白雪姫(仮)

 トワイライトのクリステン・スチュワート主演の白雪姫。
 王妃役にシャーリーズ・セロン
 戦争シーンがあったり大人向けになってるのかな。
 しかしなぜ今白雪姫なのか…。リドリー・スコットの『ロビン・フッド』
 空気映画だったことを思い出しました。

Django Unchained / 鎖から放たれたジャンゴ(仮)
 クエンティン・タランティーノの最新作。
 個人的にタランティーノ作品はキル・ビル以外は全部好きで、
 特に最近の作品『デス・プルーフ』『イングロリアス・バスターズ』
 フィルモグラフィーの中でも突出していると思っているので、期待しています。
 キル・ビルの(特に1の)駄目さを考えると、彼の好きなモノを出しすぎると
 映画としてのバランスが悪くなって駄目なんじゃないかと思うんですが。
 今回は西部劇なので、マカロニテイストが出すぎて
 空回りしないことを願うばかりですね。
 
 タランティーノ映画は音楽の使い方が好きで。他の映画のテーマ曲
 元の映画とは全然関係ないシーンに当てはめるのが天才的にうまいんですよね。
 イングロリアス・バスターズだと、『キャット・ピープル』のテーマの
 入れる場所が痺れますねえ。

 

Brave / メリダとおそろしの森

 ピクサーに続編映画を撮って欲しくないのは僕だけでしょうか?
 『トイ・ストーリー2』『カーズ2』なんかを撮る位なら
 新規タイトルを撮ってくださいよ。
 (『トイ・ストーリー3』は良かったんであまり強くは言えませんが…。)
 ディズニーが商業主義的に続編映画ばかりを撮り続けた結果、
 糞みたいな映画ばかり撮り続けたのを彷彿とさせてなんとも。
 この映画の次に予定されているのが『モンスターズ・インク』の続編なので、
 なんとしてもこの映画には当たって欲しいですね。
 予告を観る限りはかなり良さそうですが。

Skyfall / スカイフォール(仮)
 007シリーズ第23作目で長い間『Bond 23(仮)』と呼ばれていたやつですね。
 MGMが破綻したせいで相当待たされました。
 クレイグボンドは大好きなので、期待しています。
 それにしても本当に2012年に公開されるんでしょうか(笑)

The Hobbit: An Unexpected Journey / ホビット ゆきて帰りし物語

 『指輪物語』の前日譚である児童小説『ホビットの冒険』を2部作で映画する1作目。
 続編の『The Hobbit: There and Back Again』は2013年公開予定。
 監督はギレルモ・デルトロに代わってやっぱりピーター・ジャクソン
 それにしてもデルトロさんは不幸ですね、この企画があまりに遅延してたんで、
 途中降板して『狂気の山脈にて』の映画化企画を進めたらそっちがポシャって、
 今度は『ホビットの冒険』のほうが順調に撮影開始したという…。
 『ホビットの冒険』は勿論楽しみですが、この映画作成のドキュメンタリーが
 また楽しみです。『ロード・オブ・ザ・リング』のDVDに収録されている
 長時間ドキュメンタリーは、いまだに観直すほど好きです。

※Yahoo.comの参考記事 

The Most Anticipated Movies of 2012

 とりあえず、yahooの記事に記載されていたのは上記のものですが、
 他の期待作としては、リドリー・スコットによるエイリアンの前日譚となる
 『Prometheus』なんかがありますね。
 邦画だとエヴァのQなんかもあり、なんとも期待できる年なんじゃないでしょうか?

 




13 Comments

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  1. アメコミものって紋切型のシナリオばかりだと思っていたけど最近じゃそうでもないのか・・・(上述されてるようにアメコミ原作が大コケしてたころにゲンナリした世代なもので)
    個人的にはハンガーゲームが気になったんですが、予告を見た感じだと意外にマンガっぽいw
    と見せかけて、コーエン兄弟風の無駄にグロいバイオレンスが描出されたら逆にギャップで面白そうではありますが

  2. メリダと白雪姫が気になった
    特に白雪姫は赤ずきんがあっただけに、童話の映画化ブームでもあるのか疑ってしまうw
    因みに載ってないので気になるのは
    「モモへの手紙」と「るろ剣 実写版」
    るろ剣はファンなので出来が酷くても見たいw
    あとエヴァQは2013年ですよ

  3. 映画記事のまとめサイトって珍しいので応援してます
    今年も更新がんばってください

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