スティーヴン・セガール主演のアクションスリラー『沈黙の戦艦』（1992）のリブート企画が進行中だと、Deadlineが独占で報じた。

　『沈黙の戦艦』は、アメリカ海軍の戦艦を舞台に、元特殊部隊の料理長ケイシー・ライバック（セガール）が、艦を占拠したテロリスト集団と戦いを繰り広げるアクション大作。『ハリソン・フォード　逃亡者』（1993）のアンドリュー・デイヴィスが監督を務め、テロリストのリーダー役でトミー・リー・ジョーンズが出演した。

　リブート版では、『シャドー・オブ・ナイト』（2018）、『KILLERS/キラーズ』（2013）などを手掛けたインドネシア出身のティモ・ジャイアント監督がメガホンを取り、脚本はNertflix映画『ケイト』などのウマイル・アリームが担当。米ワーナーメディアのストリーミングサービス HBO Max での配信を予定しているという。

　セガールがライバック役に復帰するかは不明とのこと。同作はセガールの代表作にして、日本では「沈黙」シリーズの1作目としても知られているが、いずれも日本独自のタイトルをつけた無関係の作品であり、正統な続編は1995年公開の『暴走特急』となる。（編集部・入倉功一）