『ウエスト・サイド・ストーリー』の評判

決闘のシーンとか別にリアルに描かなくていいんだけどな
ワイズ版みたいに踊ってるうちにナイフがささるくらいでいいんだが

両グループ全員くたばれと思った憶えがあるが
こんなに全員くたばれと思う作品だったっけ？

凄く楽しかった

意図を持ってカメラが動いてるのがスピルバーグっぽいなーって思った
体育館のシーンのトランペットがすごかったな
これだけでも見る価値があるかも

ナイフキランキラーンがちょっと物足りなかった。

ワイズ版の方がよりオリジナルのミュージカルに近くて、スピルバーグ版のほうがより映画に近いってことでしょ
ワイズ版はジェローム・ロビンスが作ってるんだから当然だわ
映画に近いスピルバーグ版はシナリオを伝えることに力を注いだから、観衆ににはわかりやすいんだろう
ミュージカルに近いワイズ版はダンスのエモさで観衆の心をつかむことに力を置いている
そこから映画史に残るような大俳優は生まれなかったけどね

ワイズ版がいいと言ってる人、確かにワイズ版はいいけど、それでもやはり舞台上のパフォーマンスには負けると思うよ
Youtubeにアーカイブされているトニー賞の実力俳優のパフォーマンスを見るとモレラのものよりももっとエモいし、現実
の舞台上のアクトを見るともっとエモい
ただし、エモさは俳優の技量に依存するので当たり外れが大きい
自分はウエストサイドストーリーは前田美波里アニータの四季の舞台とジェロームロビンスブロードウェイの来日公演を
見たことがあるが、何十年たってもそのエモさは忘れられないよ

インターミッションありましたか？
トイレが心配で迷ってます

ないよ

やはり序曲がないのが残念
旧作はソウル・バスの素敵なデザインでタイトルだけで鳥肌たった
エンドタイトルも旧作のが良かったな
文句多くて失礼 でも作品自体は楽しみました

光の使い方にスピルバーグらしさ出てたな
とにかく逆光が多い

この点はミュージカルだからこそ好き放題できたんやろな

ヤヌス・カミンスキーの撮影以外はいいところなかったな。

マリアが撃たれたトニーに語りかける歌も変えてたな
旧作はSomeday、今作はTonightだった

Someday を途中でリタ・モレノに歌わせてしまったからあんなラストになったのでしょうか？

まん防！

今オリジナル見返してるけど、曲順かなりいじってんなあ
今作で1番違和感あったというかノレなかったのは
決闘直後のI feel prettyだったけど
オリジナルではやっぱり決闘前だった

最後にチノが発射する銃弾がなぁ…
これだけ「取り返しがつかない」という感覚に襲われる銃弾の発射はなかなかなかったな

パンフの元メイキング本、米Amazonで20ドル(50%オフ)
なので3000円はそんな高くないかも。

アメリカの群舞は圧巻だったね
カラフルでダイナミックで

たしかにAmerica は新作のほうが良かったが、Cool と I Feel Pretty は旧作のほうが良かったような気が

前の映画でジェット団のタイマン役のアイスがエンドクレジットになかったな。
そのかわりアクションって役名があった。

「アメリカ」の歌詞が一部変更されたのは、人種偏見が激しい箇所だったからなんだな
リタ・モレノほかの注文でソンドハイムが書いた歌詞の一部を変更したらしい。

倉庫の決闘シーンは、ひと回りして「今夜はBeat it」みたいだと思った人も多いのではｗ

Beat itは旧作でも前作でもギャングたちの口からついて出る合い言葉みたいなもの
いわば分断の象徴たる言葉

スピルバーグがミュージカルに挑戦したとか書かれているけど、やっぱり違うんだよな
ステージのミュージカル好きから見ると、旧作はかなり忠実なコピーだったのに対して今作は全然別物
いわばミュージカルを題材あるいはコンテンツとして利用したコンテナである映画
要するにミュージカル風味の映画なんだよな
結局スピルバーグに作るものはあくまで映画なんだと言うことだな

倉庫のシャッターといい、逆光の演出といい、
対決のシーンはマイケル・ジャクソンのPVの演出にそっくりだったよな
あれは意識して作っていると思ったわ。
オリジナル→MJのPV→2021年度版と循環してる