『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』の評判

前作では喧嘩の強いバーのウェイトレスくらいの設定しかなかったのに
なんでだろうと思ってた

ハイテンションなのは引き続き、ジャンルとしては前作よりも更にコメディタッチ。
コメディというよりギャグやコントと表したほうが的確か、苦手なジャンルへの変様。

残念だったのは何故かライアン・レイノルズ演じるブライスが無敵の人になってしまった部分…
車で轢かれても、船と衝突してもノーダメージなのはあまりにもリアリティーがなさすぎて『あ〜そっか…』みたいな冷めた感覚に。
違った方向にやりすぎた感が漂う。

今回はキンケイトの奥さん、ソニアが実質の主人公なのでそれもありなのだろうか。
僕には違和感強めで最後まで入り込めずの展開。

また劇中のとある言葉についても少し。
僕は虫が苦手で特にあれは本気で無理なのです…
だから、ソニアがゴキ○リを連呼しまくるのは正直きつかった
形容詞として使っているので仕方ないとはいえ、響きや文字を見るだけで強い嫌悪感を感じてしまうんだよね

そして、そこを差し引いたとしてもやはり今作はストーリー的にも軸が定まらず、中途半端な印象が拭えない。
決してつまらなくはないけど、シーン毎のインパクトも弱く、続編の壁を強く感じてしまった2時間だった。