引用元:【原恵一】百日紅 ~Miss HOKUSAI~【杉浦日向子】
原作:杉浦日向子『百日紅』
監督:原恵一
アニメーション制作:Production I.G
主演:杏(お栄役)
2015年5月公開
公式サイト
http://sarusuberi-movie.com/index.html
公式facebook
https://www.facebook.com/sarusuberi.movie
公式twitter
https://twitter.com/sarusuberi_mov
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http://natalie.mu/comic/news/115198
杉浦日向子さんの作品の中でも、特に「百日紅」は現実と幻想、人の生死や日常、季節の移り変わりが、
とてもリアリティある描写で描かれていて、画面も変化に富んだ作品が作れると感じました。
本作を映像化するにあたって、現実味のある「時代劇」にしたいと思うのと同時に、
杉浦日向子さんという素晴らしい作家のことをもっと知ってもらえたら嬉しいです。
http://natalie.mu/comic/news/136552
制作当初、コンテ作業のタイミングから、お栄を杏さんに演じて頂きたいと考えていました。
ドラマ「キルトの家」が役者としての杏さんを意識するきっかけになり、
その後も自然な演技が印象的な方だなと思っていました。
一方で、バラエティ番組で豪快な負けっぷりをされている姿を拝見し、
落ち着いてどっしりとしていらっしゃるが、少し風変わりでおもしろい女性だなと思いました。
また歴史好きというところから、杉浦さんがお好きなのではと思い、今回のオファーに至りました。
http://animeanime.jp/article/2015/05/05/23128.html
『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』原 恵一監督インタビュー‐後編‐「女性に観てもらいたい」
http://animeanime.jp/article/2015/05/06/23138.html
原恵一監督「日本のアニメーターにしか描けない」と「百日紅」に誇り
http://eiga.com/news/20150508/16/
杏『百日紅~Miss HOKUSAI~』アニメーションにしか描けない風景や表現がある
http://www.cinematoday.jp/page/A0004532
【インタビュー】『百日紅~Miss HOKUSAI~』杏が語る、江戸に生きた女性・お栄の魅力
http://www.cinemacafe.net/article/2015/05/08/31047.html
特にフランス人とか
原作者の江戸愛は描ききれてないような気がするが
最近クズみたいな実写邦画しか観てなかったから、なんかいい気分になった
そこから北斎の神奈川沖浪裏に繋がっていったり
お栄が吉原に行ってあの「吉原夜景図」に繋がるとかは良い
そう言うのは原作にはなかったからな
原作は現存する名画出ないし
妹のお猶が亡くなってお栄の描いた絵が
泳いでいる金魚を見てる妹の姿というので泣けたよ。
江戸の人たちのいきいきと描いているのも良かった。
よかったけど、盛り上がりに欠けた~
借りぐらしのアリエッティを見たときのような不完全燃焼…
俺はたけし映画のドールズ見たような感覚だな
話と言うよりも完全に映像に重きを置いてるとことか
EDの椎名林檎が全然合わなくて幻滅
でもはじまりのうたといい今回といい原作リスペクトしすぎてテーマが薄い気がする
しかし映画の中ではお栄が不美人という設定は語られなかったよな。
化粧してるとこ酷い突っ込み入れるはずのとき北斎いなかったし。
化け十とかはさすがにアレだがw
スルーか。
作画とホラーはよかったよ。妹が見知らぬ少年に起こされる時の重量感とか。
あと、北斎が「ひとりでよく来たな」とかなんとか言って畳の上の百日紅を映した後の次のカットが怖い。路地裏から走るお栄を撮ったやつ。
杏の独り語りから始まり杏の独り語りで終わる。しかも親父様と、善ちゃんの没まで語ってしまうのが違和感あった。
百日紅はあくまで絵草紙みたいなもんだから、現実事は語らなくて良いと思ったよ。ラストの現実風景は心底いらないと思う
杏の語りじゃなく、壮年になった年増のお栄らしきナレーションか、江戸弁達者な人にナレーションやってもらった方が物語りが締まると思った
鉄蔵の感じは良かったが、善ちゃんの扱いがただのアホーだった。国直は真面目過ぎた
お猶に顔を撫でられて死の匂いを感じる鉄蔵の描写は、なかなか良かった
あと、お政さんチラッとだけ出てたぞ
当時は武家は嫁ぐと剃りおとして江戸のおきゃんな娘は抜いて整えたりしてた
「美人が台無しだよ」の台詞は流石に違和感が…
首伸びと、龍と地獄絵のシーンは凄く力いれてたと思う。火事のシーンはもう少し長く見せてくれても良かったなぁ
行った事も見たこともないのに漫画を読むとこれが江戸かっ!って思っちゃうもん。
一生懸命調べましたってのはどうしても分かっちゃうね、何故か。
やることなくて暇そうだから、ずっと絵とか描いてたんだろうなって感じ。
実際には、もっといろんな楽しさに満ちていたろうに。
この映画で描かなければいけなかったのは、そこじゃないのかね?
襟の合わせなんかわりとどうでもいいこと。
お栄が美化されるのはいいけれど諸伝とはいろいろ違って、
せめてお栄が手先が器用だったというところを見せてほしかった…
トレイラー見てると、
湯婆婆とハクを、思い出した。
あのワンコは原作では、善ちゃんが寒い日に「お栄ちゃん。アンカをひとつしんぜやしょう」と、持ち込んだ犬。以来住み着く
映画だと「おまえもよく好き好んで、こんな家に」って善ちゃんが言ってたけど
>>288
日向子さん曰く春画の8割は紙くず同然で胸が悪くなるものもある
でもそんな中にも卓逸した才能や芳醇な空気を感じるものが有ると。
ちなみに北斎の枕絵の画号は「紫色雁高」
脇に書いてある文字を読むのも面白い
「あれさアアもう、どうしよう。よくってよくってならねぇわなフンフン」とか
あと江戸時代にも下手だけど抜ける画の需要はあって
それを認める認めない的なやり取りがあったんだなぁ…
大体番宣番組みたいのがあると思うんだけど。
タイトルを見た瞬間、目から汁がドッパ出て恥ずかしいことになる所だった
リピートを続けて目汁が出なくなった頃に友人に声をかけよう
>>295
エンドロールにテレ東がいた気がする
クライマックスも感情的にならないように抑えた演出になってたし。
いろいろあった結果「すこし苦い」みたいな話だから。
本当に1年間を切り取ったって感じだからな。
妹は報われないし。北斎はクズだし。お栄も幸せにはならないし。
江戸も終わっちゃうし。
見終わった後苦味が残るよ。そして作り手も狙ってる苦味だと思う。
なんで北斎がクズで、お栄ちゃんが幸せじゃないの?
北斎は描いても描いても描ききれないほどの情熱を晩年まで貫いたし
絵師として人生全う出来れば幸せじゃない
それに人間の生き死になんて長さが問題じゃないと思うしね
北斎は絵を描くために娘を犠牲にしたわけで。
絵師としてはすごいけど人間としてはクズだよ。もちろんこの作品ではだよ。
お栄に関しては行方不明だからな。まあ幸せになったのかもしれんが。
そういう演出じゃなかったし。
娘を犠牲に?お猶か?お栄ちゃんか?
お猶は生まれつきの盲で琵琶の修行で尼寺に預けてたが、それもお猶にとっては必要だったんじゃないかな?親が死んだ後、ちゃんと飯が食えるようにの配慮だろう
お栄は嫁ぎ先が北斎と縁続きになったと自慢する、超下手な浮世絵師で、お栄は愛想つかして離縁して、好きで北斎のところに戻って来たんだよ
それと映画には出てこないんが多吉郎という弟がいて、お武家様の養子になっている
ある意味自立した家族だと思うがな
いやだからオレはこの作品の話をしてるから。
それに北斎自身が言ってたじゃん。最後の方で後悔してるような発言をさ。
「ちゃんと一人で来れたじゃねぇか…」ってやつかい?
妖怪やら怪談、江戸の街の暮らしや人々の価値観とかいろいろ書いてある
原監督も読んでると思うよ
やっぱり映画にするとちょっと筋が弱いかなあ
監督はじめスタッフはいろいろ苦心したんだろうが
テレビで6話か7話くらいのほうが適当だったろうな
でもそれだとここまでのクオリティは無理だったろうが
あと話が団子形式だからか、原恵一にしてもはめずらしくスペクタクルなシーン多かったなあ
声も悪くなかったが、これはヒットは厳しいね
「さるすべり」と読める人がどれだけいるのだろう。
おまけに、名前からは映画の内容や雰囲気がさっぱりと伝わらない。
映画の名前の付け方としては最低だと思う。
散れば咲き散れば咲きして百日紅
わさわさと散り、もりもりと咲く
描いても描いても、いよいよ描きたいものが増えていく
尽きることが無い才能を持った一人の絵師の人生を、季節中花の尽きることが無い「百日紅」に例えた
非常に良い題名だと思うがね
人の一生を木や花に例えるのは、ちょっと昔ならよく有ったことなのだが?
まともに勉強している高校生以上なら読めない人の方が少ないだろ
頭は良くても習わん字は知らん奴ら多い
女郎花とか読めんやろうな
ちょっと泣いた
声優さんも上手かった
みす ほくさい つーサブタイ付けたんじゃろ
原作を知っている人はうわぁ、となるサブタイだけど…仕方ないよな
「Miss Hokusai」は海外への売り出しを念頭に置いたサブタイトルじゃね?
北斎は海外でも知名度あるし、外国特派員協会で記者会見したぐらいだし
でも画号はファミリーネームじゃないだろうに
変なタイトル
勿論そうだろうけど、すっごいダサいことに変わりはない
原作者が存命ならまだしもさ
海外セールスを念頭においた娯楽性のある芸術映画の一種でしょ、よくもわるくも
かぐや姫の物語ほど予算やスケジュールはないが似た類の作品だよ
奈良住民は興味ないっしょ
失礼な!縄文時代には関西なぞ過疎地だったくせに
これ、テーマとしては面白いけれども、もっと魅せるやり方もあったんじゃないかな
仰々しく絵を描く過程を描くとか
龍を定着させるのでやってたけれども、クライマックス的なところでも仰々しく絵をかいたら盛り上がるだろ。
しかし、テーマは良かった
あまりゴテゴテ描かずサラッと流すのが「粋」ってもんだ。
原はクレしんが評価されたからそれができたわけで
オリジナル企画のアニメ映画を作ったのは良いが、作品を観て知ってる人間が少なすぎる
興行側から見れば地雷「原」だ
そこへいくと、嫌いな監督だが細田の方がまだいくらかうまく立ち回ってる
原恵一の最近の作品はヒットする気配がないよな
>>415
みたいな人もいるんだし
まだまだこれからでしょ
じわじわと見る人が増えてくれればいいんだがねえ
決してドラマチックな展開があるわけじゃない。けど、何となく始まって何となく終わって行く空気感の中に江戸の息づかいを感じられた
かわいい女の子やイケメンが出て来るのだけがウリのアニメとは一線を画す、大人の鑑賞にも耐えうる良作でした
ただ、時代劇とかの知識が全くない人が見たら分からない部分が多いかも知れないね
若い人なんかはピンとこないところもあるかもしんないけど。
重苦しく無く、くどくもなく、
アッサリスッキリしてていい感じ。
欲言うならば、声優はプロの声優。
もしくは、講談師と古典落語家ならば良かったかもね。談春は良かったよ!
文庫のコーナーに積んであったから小説だと思ってたわ
スルスル読めて凄く面白いけど未収録のもあるのは残念だ
全集欲しいのに絶版、復刊しないかなぁ・・・
主演の声優が10歳児がしゃべってるようにしか聞こえなくて早くも絶望
・・・と思ったけどそれが気にならないくらい面白かった
テンポよくて全然ダレないし原作を壊しにかかるような部分もなし
蚊帳のシーンで「あ、この後改変されるかな?」と案じたけどそんなこともなく
地獄絵の話の映像化ってだけで見る価値あり
元の話知らない人はお栄は10代後半くらいでそこそこの美人なんだと思うんじゃ?
あと光と影の対比の演出が多くてたぶんなんかの隠喩なんだろうけどそこまでわからず
これは映画館で見るのがいいね
結構気にいってたんだが。
BGMが要らないなぁと感じた時がままあった
横顔のお栄がちゃんと受け口に描かれていたところは個人的にポイント高い
クレしん以降の原監督作品で一番好きだわ
原作に寄り添いつつ、オリジナルの部分では原監督らしい日常描写が映えてるし
90分という尺も長すぎず短すぎずベスト
逆にクレしん以降の作品は長すぎてちょっとしんどかったし何もかも良かった
個人的には満足でしたけど、
120分で見たかったかな
あと劇伴が曲によって良し悪しの差が激しすぎ
おとなしめの曲は作品にあってたと思う
ED曲ですべてぶち壊しは非常に残念
ヲタ相手には最初から爆死が確定してた
一般人もつれなかったか
蚊帳の上のカマキリとか、お猶が見舞いに来た北斎の顔に触れた瞬間に背景が黒一色になる場面は
ゾクっときた。
江戸の街の描写より、むしろそういう所に絵の力を感じたかな。
はじまりの道の母親の顔を拭くシーンとか、
原恵一の映画には、必ずそういった神演出がある。
別に良いけど。
クレしんの華と原恵一の相性が良かったよね。
監督は原作に対するリスペクトは相当あるだろうが
あんまり北斎とか絵師には重きを置いてないのかなあ
一応、お栄という絵師の成長の話でもあるしな
絵がつたないというのはアニメーターの実力不足もあるだろうが
原作だと、北斎の代筆をしているお栄が一本立ちしないかと言われるはず
あとIGはリアルな作画が特徴だし、原監督の実写風の演出をする人だから
江戸期の絵師と絵を映えさせるには、ちょっと荷が重かったのかもな
うーんどうなんだろうなあ
原監督はアニメーター出身じゃないし、あんまり絵作りにこだわらない監督だしなあ
たぶん杉浦日向子の原作を映像化することに熱心だけど
あくまでも北斎やお栄は杉浦日向子作品の登場人物なんだろうな
あと、百日紅と関係ないけど
江戸絵画が好きな>>788には、まんが日本昔ばなしの亜細亜堂回と芝山努回がおすすめですよ
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