2chでの評価『エベレスト3D』

と神々の山嶺ファンの俺は思うんだよな
つーか、神々の山嶺はハリウッドで映像化する価値のある漫画だと思うんだが・・・

死者を冒涜するつもりはないし、映画も見に行くつもりだけど、
酸素ボンベたくさん、シェルパもいっぱい。他のパーティー含めれば数十人規模、季節は5月でノーマルルート
こういう登山は例えば来年やる神々の山嶺なんかを読んでしまうとイージーモードだなぁって思うわ
やっぱり冬季南西壁無酸素単独だよなー

難波については毎回ガイド同伴だから大したことない云々言われてるが
会社員やりながら休暇を使い、全部自費で7大陸最高峰登頂なんて普通じゃ出来ない偉業だよ
三浦の爺さんみたいに何億も集めてチーム組んで登るのより、よっぽど大変だろうし

肝心の山頂でのシーンが青空、雪だけのカット多過ぎ。
もっと周りを見せてｗ

ダグ　てめーはダメだ

その点では映画「八甲田山」は良かった。
手が凍りついて排尿が出来ず、漏らしてそのまま凍死みたいな。

ギレンホールが「腹の調子が悪いんだ」と繰り返していたのはそういう伏線かと思ったらなんにもなかったんで拍子抜けだ。

それと、今のヘリだったら、この映画のヘリよりも高くまで行けるんじゃないかな

一生この手のガチ登山の世界になんか首突っ込まないぞと心に決めたわｗ

その中で、難波さんが「６大陸を制覇して、残る１つだから―」みたいな答えを言って
まわりからは、それは質問の答えになってないよみたいなブーイングがあったのって事実なのかね？
その直後、ダグが優等生的な答えをいって完全にダシに使われてる感じが印象悪すぎるんだが。
あの点だけはどうにも解せないわ

仰向けになってくつろぐ
酔っ払う
腹が痛いと愚痴る

出番はこれだけです

ロブサン・アナトリはその後山で遭難死

基本的に皆、金持ち連中　そのなかでダグは本当に一般の郵便局員
若年からエベレストに憧れ、公募隊が始まると貯金を崩し、募金をお願いしやっとの思いで登山権を得る

本ではかなり重要な位置（主にダメな意味で）にいた台湾隊は全カット

南アフリカ隊がやたらと嫌な奴に書かれてるが
第４キャンプにいたのに自隊登山を優先させ救助活動をせず、その後死者を出すなど残当な扱い

ベックは病理科医　ヘリ派遣に際し妻のピーチが行った行為は
あまり公に出来ないマスコミやコネを使った脅迫に近い行為のため触れない事も多い

救助活動後に登山を再開し無事登頂したIMAX隊によって
何峰にAC隊が残したとみられる大量の未使用酸素ボンベが発見される
つまり山頂付近にそれなりの量の酸素ボンベは置いてあった

せめて登頂シーンでは山頂からの風景じっくり映すとかしてほしかった

みたいな人間の立場や考え方を
加味して描くと相当面白いはずなのにな

誰かの批判になるから無理なんだろうな

こういう作品を面白い、と言っていいのかわからないけども
とにかく最初から最後まで画面から目が離せない、
中弛みの無い、緊張感と臨場感に溢れた作品だったと思う

ドルビーアトモスの音響効果が結構凄かった
後半の吹雪シーンではさながら山中の地獄絵図の中に入り込んだように感じ

登場人物の描写が総じて淡白で、あまりドラマチックに描かれていないところが良かった
登山は基本自己責任だから、各々の人物の死についてはあまりウェットにならないほうが良いだろうしね

名女優ロビン・ライト、出番は少ないけども存在感が凄かった

山頂に辿り着いたら、頂上からションベンしようぜ

ところで、チラ写りする登山ウェアの「The North Face」ロゴがウザかったな

物足りないって言う人も多いけど、全体的にくどくないところが自分的には合ってたわ。
人間ドラマがーいうても、あんまりそこやると3時間以上の長尺になるし、だるくなる。
時間を長いと感じる前に終わって、ちょうどいい位だったけどな。

けどあんまりここでの評価は高くないんだな

悪くないんだけどＩＭＡＸ２３００円じゃなくて普通のスクリーンでよかったかな。

いろいろ出てくる割に嵐のシーンで誰が誰だか分からなくなるのは難点だよな
それが冬山のリアルっちゃリアルなんかもしれんけどw

どっちつかづになった気がするが
やはり忠実に云々なら台湾隊はカットすべきじゃないよな・・・

映画でも息があるように見せたのは意図的だと思う