塚本晋也監督「どんな思想があってもいい」戦争描く『野火』に込めた思い

2016年2月7日 8時15分

　映画『鉄男 TETSUO』『悪夢探偵』などの塚本晋也監督が、昨年7月25日に公開されてから、現在も劇場上映が続く映画『野火』のブルーレイ＆DVD発売決定（5月12日発売）にあたり、改めて同作に込めた思いを語った。

【動画】『野火』予告編


　作家・大岡昇平が1951年に発表した同名小説を映画化。第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島を舞台に、部隊を追われた1等兵が雄大な自然の中で目にした、むごたらしい戦争の現実を描く本作。
極限状態におかれた兵士たちが見せる狂気は、イデオロギーをこえて、戦争のおろかさ、恐ろしさを訴えかけてくる。

主人公の田村1等兵は塚本監督自身が演じた　(C) 2014 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

　「そういう社会的な思想みたいなものを映画の中に入れるつもりが最初からないんです」という塚本監督は、「とにかく大岡昇平さんの素晴らしい小説になるべく近いものを作り、お客さんにも追体験してもらいたいというのがあった。
ただ、戦争は絶対に嫌だなっていう思いは強くあって。そのことに対しては誰も文句は言えないはず。そして、観た後でどう考えるのかは皆さんの自由」と語る。
その思いは、渋谷ユーロスペースでの凱旋上映を告知するチラシにも掲載されている、「映画は一定の思想を押し付けるものではありません。感じ方は自由です」という言葉からも伝わってくる。

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引用元：シネマトゥデイ http://www.cinematoday.jp/page/N0080164

反戦思想は別に構わないんだよ
非武装無抵抗思想が意味不明なだけで

思想はどうでも構わんが嘘はいかんだろ

戦争は手段であって思想ではないもんな

去年の邦画は大多数の映画好きや評論家がこれを一番に推してたな

昔の戦争と今の戦争じゃかなりやり方が違うでしょ
だから今戦争になってもそういう状況になるかどうかだよ

小説読んだけど無感動で淡々としてるのがかえってリアリティあって怖かったな

京都の大学に通っていたころに四条大宮の自主上映会で
この監督の「電柱小僧の冒険」を見た事を懐かしく思い出したわ

レイテ戦なら頭号師団の神子清伍長を主人公にしろよ。

学校教師にして狙撃の名手。
日米第一師団の不意遭遇戦！リモン峠の戦いほど熱いものはない。

いい映画だったよ
ずっと撮りたかったけどどこも金出してくれないから自主制作で撮ったんだってね
これ見ると、日本兵で生き残った人がみーんな「戦争なんて二度とゴメンだ」って言ってる理由がわかるような気がする

なぜか高校に「レイテ戦記」があった。毎日5時まで残って読破したのは良い思い出。

戦争反対！！塚本はいい映画をつくった

野火はソフト化しない噂もあったので発売するようで良かった

市川崑版よりグロいんだっけ

戦争経験者がほとんど死んだ頃になって戦争はいけないとか喚き立てる滑稽さ

戦争を骨身に染みて知っている人が大勢生きていた高度成長期ですらそんなことはなかった