付き合ってや
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【代表作】
アイガー・サンクション (1975・アメリカ)
許されざる者 (1992・アメリカ)
スペース・カウボーイ (1999・アメリカ)
硫黄島からの手紙 (2006・アメリカ)
グラン・トリノ (2008・アメリカ)
往年の西部劇俳優も、今やハリウッドの大師匠
一人目から早速俳優出身者で恐縮だけど、監督としての実力も絶大なことは誰もが認める事実
80歳を超えた今なお年一本ペースで新作を撮り続けるパワフルおじいちゃん
【代表作】
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ (1998・イギリス)
スナッチ (2000・イギリス/アメリカ)
ロックンローラ (2008・イギリス)
シャーロック・ホームズ (2009・アメリカ/イギリス/オーストラリア)
30歳にして英国の年間興収1位を記録した若き才能人
彼の映画の魅力は、なんといっても細部まで計算しつくされた脚本
デビュー2作目の「スナッチ」はハリウッドからブラピが出演を熱望したほど
ただ最近はちょっとハリウッドの色に染まってしまってる
次回作あたりは母国に帰って、また上質な群像劇を作って欲しい
【代表作】
オーメン (1976・イギリス/アメリカ)
スーパーマン (1978・アメリカ)
グーニーズ (1986・アメリカ)
ラジオ・フライヤー (1992・アメリカ)
リーサル・ウェポンシリーズ (1987-1998・アメリカ)
「オーメン」のようなホラーの古典的傑作から、「スーパーマン」のようなヒーローものまでお手の物
作品からは”観客を楽しませたい!”という純粋な心意気を常に感じさせる
特記したい作品は1992年の「ラジオ・フライヤー」
知名度は低いけど、純粋な兄弟愛を描き切った不朽の名作ファンタジー
【代表作】
グラン・ブルー (1988・フランス/イタリア)
ニキータ (1990・フランス/イタリア)
レオン (1994・フランス/アメリカ)
フィフス・エレメント (1997・フランス/アメリカ)
マラヴィータ (2013・フランス/アメリカ)
フランスが産んだアクション映画の帝王
「レオン」のナタリー・ポートマン、「フィフス・エレメント」のミラ・ジョヴォヴィッチ等、やたら若い女優をメインに使いたがる
おそらくフランス映画界一のロリコン
一度引退宣言をしたのに未だ現役
結局まだまだ映画を撮り続けるようで安心
ロリコンワールドチャンピョンのポランスキー
に比べたらカワイイもんよ
【代表作】
タクシードライバー (1976・アメリカ)
レイジング・ブル (1980・アメリカ)
最後の誘惑 (1988・アメリカ)
グッドフェローズ (1990・アメリカ)
ディパーテッド (2006・アメリカ)
ヒューゴの不思議な発明 (2011・アメリカ/イギリス)
イタリア移民系のアメリカ人
マフィアが身近にいる環境で育ったためか、強烈な暴力描写が持ち味
黒澤明監督の映画に出演したり、高倉健追悼ドキュメンタリーでインタビューを受けるなど、何かと日本に縁がある人
現在、遠藤周作原作の「沈黙」を年内公開を目指して撮影中(窪塚洋介、浅野忠信が撮影に参加)
こういう話は日本人として嬉しい
沈黙まだ撮影してるんか
東京アンダーワールドみたいにお蔵入りせんといいが
【代表作】
メメント (2000・アメリカ)
ダークナイト三部作 (2005-2012・アメリカ/イギリス)
インセプション (2010・アメリカ/イギリス)
インターステラー (2014・アメリカ/イギリス)
毎度毎度、奇抜な発想から繰り広げられるストーリーに脱帽
ノーラン映画は、ハリウッドのアクション映画にしては珍しくCGに頼り過ぎていないのが特徴
CG全盛期のこの時代に、あえて古典的な方法でアクションを撮り続けるのが彼のこだわり
今、世界の映画ファンから最も新作を期待されている監督の一人
監督ほぼしらんけどこの作品郡は全部好きで買ったわ
同じ人やったんか
【代表作】
トップガン (1986・アメリカ)
トゥルー・ロマンス (1993・アメリカ)
クリムゾン・タイド (1995・アメリカ)
マイ・ボディガード (2004・アメリカ)
「トップガン」でトム・クルーズを一躍大スターにのし上げた
彼の映画は毎度ヒットソングが本編でかかりまくり。テンション上がりまくり
まるで映画というよりミュージックビデオのよう
デンゼル・ワシントンと組んだ一連の作品はどれも秀逸
【代表作】
エイリアン (1979・アメリカ)
ブレードランナー(1982・アメリカ)
ブラックレイン (1989・アメリカ)
グラディエーター (2000・アメリカ)
ブラックホーク・ダウン (2001・アメリカ)
圧倒的な映像美!
「ブレードランナー」で描かれた退廃的なロサンゼルスは静止画でもため息が出るほど美しい
非CGのSF作品としてはトップレベルの映像
「ブラックレイン」なんて大阪の繁華街が舞台なのに、AKIRAのような未来都市風に昇華させた離れ業を披露
まさにハリウッドの映像職人
最近は空振りが続いたけど、なんとかマット・デイモン主演の「オデッセイ」で巻き返したか
【代表作】
ブルーベルベット (1986・アメリカ)
ワイルド・アット・ハート (1990・アメリカ)
ストレイト・ストーリー (1999・アメリカ/フランス)
マルホランド・ドライブ (2001・アメリカ/フランス)
シュールレアリズムの極み
ワケわかんないけど癖になる
「ワイルド・アット・ハート」はニコラス・ケイジの数多い主演作の中でもトップクラスのカッコよさ
シュールな映画は嫌いだって人は「ストレイト・ストーリー」だけでも是非、お見知りおきを
【代表作】
スパイナル・タップ (1984・アメリカ)
スタンド・バイ・ミー (1986・アメリカ)
恋人たちの予感 (1989・アメリカ)
ア・フュー・グッドメン (1992・アメリカ)
最高の人生の見つけ方 (2007・アメリカ)
上質なヒューマンドラマを多数輩出
映画監督でありながらエミー賞の助演賞を受賞するなど、多才
「最高の人生の見つけ方」は文句なしの名作
よく似たタイトルが非常に多いのでレンタルの際はご注意
【代表作】
ローズマリーの赤ちゃん (1968・アメリカ)
チャイナタウン (1974・アメリカ)
フランティック (1988・フランス/アメリカ)
戦場のピアニスト (2002・フランス/ドイツ/ポーランド/イギリス)
ゴーストライター (2010・フランス/ドイツ/イギリス)
白黒時代から現在も映画を撮り続けてる大ベテラン
妻が惨殺されたり、レイプの容疑をかけられアメリカで指名手配されるなど、彼の経歴は壮絶なもの
それ故か、レイプ容疑以降はアメリカでは映画を制作していない
もし入国したら速攻で逮捕されるのだ(アカデミー賞の授与式にも参加しなかった)
そんな状況の中、彼は今日も世界の何処かで映画を撮り続けている
【代表作】
暗殺の森 (1970・イタリア/フランス/ドイツ)
1900年 (1976・イタリア/フランス/ドイツ/アメリカ)
ラストエンペラー (1987・イタリア/イギリス/中国)
シェルタリング・スカイ (1990・イタリア/イギリス)
リトル・ブッダ (1993・フランス/イギリス)
坂本龍一が日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞したことでお馴染み、「ラストエンペラー」の監督
紫禁城を貸しきって撮影しただけあって映像は圧巻
叙事詩的映画を作らせれば本領発揮か
闘病生活が長かったけど、最近復帰できた
【代表作】
プラトーン (1986・アメリカ)
ウォール街 (1987・アメリカ)
JFK (1991・アメリカ)
ナチュラル・ボーン・キラーズ (1994・アメリカ)
アレキサンダー (2004・アメリカ)
脚本家としてもヒット作多数
実際にベトナム戦争を体験した帰還兵とだけあって、「プラトーン」ではアメリカ政府への怒りが爆発
「JFK」ではケネディ大統領暗殺の真相にこれでもかと追求
“映画で描けないものなどないッ!”と言わんばかりにタブーに踏み込む反権力の塊
【代表作】
勝手にしやがれ (1960・フランス)
気狂いピエロ (1965・フランス)
メイド・イン・USA (1966・フランス)
カルメンという名の女 (1983・フランス/スイス)
ゴダールの映画史 (1998・フランス)
ぶつ切り編集…抽象的なストーリー…、映画の常識を根本から崩した男
それゆえ好き嫌いがハッキリと別れ、故・淀川長治氏も彼の作品は好印象ではなかった模様
しかし、彼がフランス映画界にヌーベル・バーク(新しい波)の流れを作ったのは評価すべき点かと
【代表作】
出発 (1967・ベルギー)
ムーンライティング (1982・イギリス)
アンナと過ごした4日間 (2008・フランス/ポーランド)
エッセンシャルキリング (2010・ポーランド/ノルウェー/ハンガリー)
上記のロマン・ポランスキー監督の盟友
彼の作品はどれも90分前後と短いけど、それ故濃密なドラマを毎度見せてくれる
おすすめは「出発」
若き男女の恋愛コメディだけど、白黒映像とブリュッセルの町並みのおかげで文学的な作品に仕上がった
【代表作】
ニュー・シネマ・パラダイス (1988・イタリア/フランス)
みんな元気 (1990・イタリア/フランス)
明日を夢見て (1995・イタリア)
海の上のピアニスト (1999・イタリア)
シチリア!シチリア! (2009・イタリア)
映画史に残る大傑作、「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督でお馴染み
てっきり、イタリア映画界の巨匠が作ったんだろうと思ってたけど大きな間違いだった
なんと公開当時トルナトーレ監督32歳!
デビューして間もない若造が撮った映画とは到底思えないクオリティだ
【代表作】
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー (1984・日本)
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 (1995・日本)
アヴァロン (2001・ポーランド/日本)
スカイ・クロラ (2008・日本)
ガルム・ウォーズ (2015・日本/カナダ)
アニメ映画界からは彼をチョイス
スレタイにはそぐわない人だけど、どうしても紹介したい
彼の作品もゴダール映画と同じく、独特の世界観から賛否が激しいけど、日本映画トップレベルのSF映画監督であることは間違いない
「攻殻機動隊」はあの大ヒット映画、マトリックスに絶大な影響を与えたのは有名
たまに外国資本で実写映画を撮影したりする。年をとっても意欲は衰え知らず
海外なのか・・・?
【代表作】
ウェディング・バンケット (1993・台湾/アメリカ)
いつか晴れた日に (1995・イギリス/アメリカ)
グリーン・デスティニー (2000・中国/香港/台湾)
ブロークバック・マウンテン (2005・アメリカ)
アジアとアメリカで交互に映画を制作している珍しい監督
世界3大映画祭にも出品され、高い評価を得る
アカデミー賞で外国語映画賞(2000年度)と監督賞(2005年&2013年度)の両方を受賞したのは彼のみ
おそらく世界で最も評価の高いアジア人監督
【代表作】
ジョイ・ラック・クラブ (1993・アメリカ)
スモーク (1995・アメリカ/ドイツ/日本)
チャイニーズ・ボックス (1997・イギリス/香港/日本)
女が眠る時 (2016・日本)
一番評価の高いアジア人監督は上記のアン・リーだけど、2番目は誰かと言われれば北野武か若しくは彼の名前を挙げたい
代表作を見て分かる通り、日本とも関わりの深い監督
今年は初の邦画も公開
名前が世界に売れてもなお自分のスタイルを崩さない姿勢は素晴らしい
【代表作】
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001・アメリカ)
ダージリン急行 (2006・アメリカ)
ファンタスティック Mr.FOX (2009・アメリカ/イギリス)
グランド・ブダペスト・ホテル (2014・ドイツ/イギリス)
今、アメリカ映画界で最もポップな映画を作るのが彼
独特の色彩の中を縦横無尽に動きまくるカメラワークが特徴。アンダーソン信者多し
3DCGアニメが主流となっている現代で、あえてコマ撮りアニメーションに挑戦したのも評価したい(しかも出来がかなりいい!)
【代表作】
マッドマックスシリーズ(1979-2015・オーストラリア)
イーストウィックの魔女たち (1987・アメリカ)
ベイブ/都会へ行く (1998・オーストラリア)
ハッピーフィートシリーズ (2006-2011・アメリカ/オーストラリア)
マッドマックスのインパクト絶大
毎度毎度、アニメ的とも言える滅茶苦茶な発想で映画を制作
最新作「マッドマックス/怒りのデスロード」は10年以上制作に時間をかけただけあってシリーズ最高クオリティ
アメリカじゃ彼の特性は生かせないと思う
【代表作】
2001年宇宙の旅 (1968・イギリス/アメリカ)
時計じかけのオレンジ (1971・イギリス/アメリカ)
シャイニング (1980・イギリス/アメリカ)
フルメタル・ジャケット (1987・イギリス/アメリカ)
アイズ・ワイド・シャット (1999・イギリス/アメリカ)
後世に大きな影響を与えた監督といえば黒澤明やアルフレッド・ヒッチコックの名前がよく挙がるけど、個人的には彼を推したい
現代の映画に繋がるすべての手法がキューブリック映画に詰まっていると言えよう
後年は寡作になってしまったけど、これは彼の完璧主義がエスカレートしたため
それ故どれも抜群のクオリティ
意識高い系映画ファンを気取りたいときは彼の信者になれば大丈夫
【代表作】
デリカテッセン (1991・フランス)※マルク・キャロと共作
ロスト・チルドレン (1995・フランス)※マルク・キャロと共作
エイリアン4 (1998・アメリカ)
アメリ (2001・フランス)
ミックマック (2009・フランス)
フランス映画特有のおしゃれ系ファンタジー
「エイリアン4」でハリウッドに進出したけど、以降アメリカでは一切仕事をしていないことから、色々あったと思われる
フランスの怪優、ドミニク・ピノンが毎度おいしいキャラクターで出演
【代表作】
セブン (1995・アメリカ)
ファイトクラブ (1999・アメリカ)
ゾディアック (2007・アメリカ)
ソーシャル・ネットワーク (2010・アメリカ)
ドラゴン・タトゥーの女 (2011・アメリカ/イギリス/ドイツ/スウェーデン)
ウェス・アンダーソン監督とは真逆の、照明を極限まで抑えた濃厚な画面作りにクラクラ
彼の最高傑作は、ブラピとE・ノートンの個性が光る「ファイトクラブ」
あの強烈なOP映像で一気に引き込まれること間違い無し
デビュー作「エイリアン3」の大失敗には誰も触れてあげないで
【代表作】
僕の村は戦場だった (1962・ソ連)
惑星ソラリス (1972・ソ連)
ストーカー (1979・ソ連)
サクリファイス (1986・スウェーデン/フランス/イギリス)
映画の持つ娯楽性を完全にそぎ落とし、映画をアートの域まで高めた鬼才
映画というより”映像芸術”ともいうべきか
ちなみに黒澤明監督の大ファンであり友人
日本にも思い入れがあるらしく、「惑星ソラリス」では首都高の車載映像をそのまま未来都市として使用した
70年代当時の首都高を見れる貴重な一品
【代表作】
顔のない天使 (1993・アメリカ)
ブレイブハート (1996・アメリカ)
パッション (2004・アメリカ)
アポカリプト (2006・アメリカ)
かつて「マッドマックス2」で鉄仮面野郎やモヒカン野郎をコテンパンにした彼が監督として大成するなんて、誰が予想できたか
「アポカリプト」では時代考証を追求するあまり、現代には存在しない当時のマヤ言語を役者に覚えさす鬼監督
最近はユダヤ人差別発言や暴力沙汰のせいで、ハリウッドを干されているのが残念
彼の作品が偉大なことには変わりない
【代表作】
ヴァージン・スーサイズ (1999・アメリカ)
ロスト・イン・トランスレーション (2003・アメリカ)
SOMEWHERE (2010・アメリカ)
ハリウッドの巨匠、フランシス・フォード・コッポラの娘
女性映画監督で成功しているのは非常に珍しい
コッポラ一族の持つ太いパイプのおかげかもしれないけど、それだけじゃないはず
女性らしい繊細なタッチで人の心情を描き、女性ファンも多し
監督作はまだ少ないため、今後の活躍に期待
【代表作】
ハンガー (2008・イギリス)
SHAME -シェイム- (2011・イギリス)
それでも夜は明ける (2013・イギリス/アメリカ)
男気あふれる、往年のアクションスター!
…と言いたい名前だけど、彼は同姓同名の黒人映画監督
監督作はまだ上記の3作品のみの若手だけど、「それでも夜は明ける」ではなんとアカデミー賞作品賞を受賞
まだまだ人種差別が根強く残るアメリカでオスカーを受賞したのは非常に意味のあることだと思う
彼の活躍は黒人にとって大きな光になるはず
【代表作】
スクール・デイズ (1988・アメリカ)
マルコムX (1992・アメリカ)
クロッカーズ (1995・アメリカ)
サマー・オブ・サム (1999・アメリカ)
セントアンナの奇跡 (2008・アメリカ/イタリア)
黒人監督で外せないのがこの人
この61選を作ってて思ったのが、成功してる黒人映画監督って本当に少ないな、と
黒人俳優は一定数いるのに監督がここまで成功しないのは、やはり”ハリウッドの内部は9割が白人”が事実だということ
今年のアカデミー賞ではその白人率の高さから名誉賞の受賞を拒否した。アッパレ
そんな彼の作品はどれも、迫害される黒人側から物語が描かれるのが特徴
【代表作】
絞死刑 (1968・日本)
愛のコリーダ (1976・日本/フランス)
愛の亡霊 (1978・日本/フランス)
戦場のメリークリスマス (1983・日本/イギリス/オーストラリア/ニュージーランド)
マックス、モン・アムール (1986・フランス)
彼もスレタイにはそぐわないけど、紹介せざるを得ない
タブーに切り込む政治的作品、ハードコアポルノ、はたまた猿と人間の恋愛映画まで…世間体を完全に無視した作風が特徴か
あえて俳優をメインキャストに使わないのが大島監督のこだわり
曰く、「一に素人、二に歌うたい、三、四がなくて五に映画スター」
「戦場のメリークリスマス」のラストのビートたけしに世界中が涙した
【代表作】
ワイルドバンチ (1969・アメリカ)
わらの犬 (1971・アメリカ)
ゲッタウェイ (1972・アメリカ)
ガルシアの首 (1974・アメリカ/メキシコ)
おとこ、オトコ、男、そして漢! 圧倒的な漢の美学にクラクラ
スピード感とリズムが命となるアクションシーンを、彼は何とスローモーションで見せてしまう
現代では当たり前となったこの手法はペキンパー監督が先駆け
黒澤明監督の「七人の侍」からのインスピレーションだという
【代表作】
男たちの挽歌 (1986・香港)
ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌 (1992・香港)
フェイス/オフ (1997・アメリカ)
レッドクリフ二部作 (2008-2009・香港/中国/日本/韓国/台湾)
黒澤明監督の影響下にあるサム・ペキンパー監督の、さらに影響下にあるのが香港生まれのジョン・ウー監督
彼もまた、アクションシーンにスロー編集を巧みに使う
大量に火薬を使ったド派手なドンパチが超絶にカッコいい
映画史上最も激しい銃撃戦が、92年公開の「ハードボイルド/新・男たちの挽歌」
どんなハリウッド大作でもこの作品の過激さには歯がたたない
【代表作】
レザボア・ドッグス (1992・アメリカ)
パルプ・フィクション (1994・アメリカ)
キル・ビル二部作 (2003-2004・アメリカ)
イングロリアス・バスターズ (2009・アメリカ/ドイツ)
黒澤明監督の影響下にあるサム・ペキンパー監督の影響下にあるジョン・ウー監督の、更に影響下にあるのが彼
「レザボアドッグス」で鮮烈なデビューを飾り、2作目でいきなりカンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最優秀作品賞にあたる賞)を受賞してしまった
そして親日家としても有名
CMで”しゃべり足らんティーノ!”とかいうシャレもノリノリで言ってしまう気さくな性格
尊敬している日本人監督は深作欣二監督というコアっぷり
【代表作】
グローリー (1989・アメリカ)
マーシャル・ロー (1998・アメリカ)
ラストサムライ (2003・アメリカ)
ブラッド・ダイヤモンド (2006・アメリカ)
娯楽アクション映画に定評あり
しかし彼の作品の本当の凄さは、人間ドラマや社会的メッセージも丁寧に描かれること
「ブラッド・ダイヤモンド」では南アフリカの違法ダイヤ問題に深く切り込み、「マーシャル・ロー」ではFBIや軍隊のあり方を痛烈に問う
アクション映画を撮れる人、社会派ドラマを撮れる人はいっぱいいるけど、その両方を抑えた監督はそうそう居ない
【代表作】
ゴーン・ベイビー・ゴーン (2007・アメリカ)
ザ・タウン (2010・アメリカ)
アルゴ (2012・アメリカ)
俳優として数々の作品で主演を務める彼は、最近急に監督業に力を入れだした
そもそも売れる前からアカデミー賞の脚本賞を、マット・デイモンとダブル受賞してる
その際、名前を呼ばれ舞台に上がる瞬間の、”え?俺俳優だけどいいの?”と言いたげなキョトンとした表情が印象的
YOU TUBEにアップされてるので、是非ご覧あれ
【代表作】
ボーイ・ミーツ・ガール (1983・フランス)
汚れた血 (1986・フランス)
ポンヌフの恋人 (1991・フランス)
ポーラX (1999・フランス/ドイツ/日本/スイス)
ホーリー・モーターズ (2012・フランス/ドイツ)
リュック・ベッソンと同時期デビュー
寡作で有名。上記の5作品が長編映画の全てのラインナップ
それほど1作品1作品丁寧に制作しているということか
詩を朗読しているような美しいセリフ回しが特徴
【代表作】
U・ボート (1981・ドイツ)
ネバーエンディング・ストーリー (1984・ドイツ/アメリカ)
アウトブレイク (1995・アメリカ)
トロイ (2004・アメリカ)
デビュー時から高評価と低評価の作品を繰り返し公開する監督
とにかく出来の差が滅茶苦茶激しい
2006年「ポセイドン」の酷評以降は10年も沈黙を貫いている
生きてたら新作をお願いします
【代表作】
ユージュアル・サスペクツ (1995・アメリカ)
X-MENシリーズ (2000-・アメリカ)
ワルキューレ (2008・ドイツ/アメリカ)
ジャックと天空の巨人 (2013・アメリカ)
アメコミ原作の人気シリーズ、X-MENの監督(ただし全作品ではないのであしからず)
最近はX-MEN以外ではほとんどヒットせず
なので初期の名作サスペンス「ユージュアル・サスペクツ」を紹介したい
まだ見てない人は、一切の情報を脳に入れずに見るべし
内容が内容だけにこれ以上は何も言えない
【代表作】
月に囚われた男 (2009・イギリス)
ミッション: 8ミニッツ (2011・イギリス)
ウォークラフト (2016・アメリカ)
サスペンス風味のSF映画が彼の映画の特徴
映像よりストーリーで引き込む実力を持っている
今年からはハリウッドにも進出
今後は世界が相手。是非自分の個性を殺さないよう頑張って欲しい(因みに、ロック歌手デヴィッド・ボウイの息子)
「アウトブレイク」「ユージュアル・サスペクツ」「月に囚われた男」と3連続で名優ケヴィン・スペイシー出演作が続いてしまった
要するに、ケヴィン・スペイシーの出演作はハズレ無しってこと
【代表作】
トレインスポッティング (1996・イギリス)
ザ・ビーチ (2000・アメリカ/イギリス)
スラムドッグ$ミリオネア (2008・イギリス)
127時間 (2010・アメリカ/イギリス)
スタイリッシュな映像で綴る青春映画「トレインスポッティング」の監督
イギーポップの曲にのせて疾走するOPに脳まで痺れる
20年ごしの続編が現在製作中
【代表作】
ブレインデッド (1992・ニュージーランド)
さまよう魂たち (1996・ニュージーランド/アメリカ)
ロード・オブ・ザ・リング三部作 (2001-2003・アメリカ/ニュージーランド)
ホビット三部作 (2012-2014・アメリカ/ニュージーランド)
ニュージーランドが産んだ悪趣味ド変態監督
初期の作品は血みどろスプラッターだらけ
ただ視覚効果の技術は本当に凄い
指輪物語三部作は当時の最新CG技術を遺憾なく発揮
まさかハリウッドの明日を担う存在になろうとは、ニュージーランド時代の彼からは想像もできない
【代表作】
ルトガー・ハウアー/危険な愛 (1973・オランダ)
ロボコップ (1987・アメリカ)
氷の微笑 (1992・アメリカ)
スターシップ・トゥルーパーズ (1997・アメリカ)
インビジブル (2000・アメリカ)
オランダが産んだ悪趣味ド変態監督
「スターシップ・トゥルーパーズ」をもし思春期に見てたら、危ない性癖に目覚めること間違い無し
ただ、この映画も3DCGの技術が半端ない
異星の地にモンスターがうじゃうじゃ蠢く場面は、現在のCG技術と照らしあわせても見事な出来栄え
「インビジブル」での透明人間の表現方法に脱帽
【代表作】
スキャナーズ (1981・カナダ)
ヴィデオドローム (1983・カナダ)
ザ・フライ (1985・アメリカ)
イグジステンズ (1999・カナダ/イギリス)
ヒストリー・オブ・バイオレンス (2005・カナダ/アメリカ)
カナダが産んだ悪趣味ド変態監督
とにかくグロ描写のオンパレード
監督の風貌がまず危ない。映画監督というよりマッドサイエンティスト。殺人兵器とか作ってそう
「スキャナーズ」の頭部破裂シーンを子供に見せたら、間違いなく一週間は不眠症に陥るから注意
「イグジステンス」では、ジュード・ロウ主演に釣られた女性の悲鳴が聞こえるはず
【代表作】
バック・トゥ・ザ・フューチャー三部作 (1985-1990・アメリカ)
永遠に美しく… (1992・アメリカ)
フォレスト・ガンプ/一期一会 (1994・アメリカ)
コンタクト (1997・アメリカ)
ポーラー・エクスプレス (2004・アメリカ)
3DCGの業を磨き続ける監督
しかも見せびらかすような派手なCGではなく、日常的なシーンに使用するのが特徴
“実写と区別の付かない、さりげないCG”を、CG黎明期から求め続けた
秀逸な娯楽大作を長年撮り続けている
【代表作】
赤ちゃん泥棒 (1987・アメリカ)
バートン・フィンク (1991・アメリカ)
ファーゴ (1996・アメリカ)
ノーカントリー (2007・アメリカ)
バーン・アフター・リーディング (2008・アメリカ/イギリス)
スリラーとコメディの狭間を攻める作風が高評価
あえてストーリーの起伏を無くすことにより、独特の空気が彼らの作品に流れている
長年映画を撮り続けてる監督にはどこかでスランプに陥る時期があるものだけど、彼らにはそれがない
常に一定の支持を集める監督
【代表作】
ジム・キャリーはMr.ダマー (1994・アメリカ)
メリーに首ったけ (1998・アメリカ)
愛しのローズマリー (2001・アメリカ)
ふたりにクギづけ (2003・アメリカ)
お下劣ネタ、不謹慎ネタ、なんでもやって笑わせるバカ兄弟
初期の作品を見る限り、お前ら頭おかしいんじゃねーのと言いたくなるハチャメチャっぷり
しかし「ふたりにクギづけ」でまさかの感動系ヒューマンドラマに挑戦!
これが史上最高クラスのハートウォーミングときたもんだ
【代表作】
マトリックス三部作 (1999-2003・アメリカ)
スピード・レーサー (2008・アメリカ/ドイツ/オーストラリア)
ジュピター (2015・アメリカ/イギリス/オーストラリア)
ふたりともトランスジェンダーで、元は男性(ウォシャウスキー兄弟)
アメリカのオタク姉妹
「マトリックス」は日本のアニメ作品や香港のカンフー映画から多数引用し、アメリカはもちろん、日本でも大ヒット
ただ主演のキアヌ・リーブスと同じく、「マトリックス」以降空振りが続いているのが現状…
写真は姉弟時代のもの
むしろ意識高くない系の監督とか存在するのか
ラス・メイヤーとか性欲で映画作るタイプ
それ以前にワイのこの行動が意識高くないと出来ひんやで
【代表作】
シザーハンズ (1990・アメリカ)
エド・ウッド (1994・アメリカ)
スリーピー・ホロウ (1999・アメリカ)
チャーリーとチョコレート工場 (2005・イギリス/アメリカ/オーストラリア)
アリス・イン・ワンダーランドシリーズ (2010-・アメリカ)
毎度強烈なダークファンタジーを制作
彼がディズニーを退社した理由は、彼の作品を一目見ればすぐに分かるはず
彼の映画を幼少期に見て育ったら相当ひねくれた大人になると思う
ファンタジーだけでなく偉人伝もたまに制作するけど、やはりそこもティムバートン流
“ハリウッド最低の映画監督として叩かれたエド・ウッドの半生を映画にしよう!”なんて発想、常人にはない
【代表作】
アイアン・ジャイアント (1999・アメリカ)
Mr.インクレディブル (2004・アメリカ)
レミーのおいしいレストラン (2007・アメリカ)
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル (2011・アメリカ)
“アニメは子供が楽しむもの”という意識がまだ根強く残る米国において、大人の鑑賞に耐えうる上質アニメを制作
「Mr.インクレディブル」のブラックユーモアも楽しめたし、実写に挑戦した「M:I ゴースト・プロトコル」は間違いなくシリーズ最高の出来
でもやはり、デビュー作の「アイアン・ジャイアント」が一番好き
【代表作】
荒野の用心棒 (1964・イタリア)
夕陽のガンマン (1965・イタリア/ドイツ/スペイン)
続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 (1966・イタリア)
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984・イタリア/アメリカ)
世界の映画人に絶大な影響を与えた、イタリア人で最も名の知れた映画監督
イーストウッドと組んで西部劇の名作を連発
寡作で生涯7本しか映画を撮らなかったが、彼もまた映画1本にかける時間が半端無かった
「続・夕陽のガンマン」は3時間、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」は3時間半にも及ぶ一大叙事詩
【代表作】
パパは、出張中! (1985・ユーゴスラビア)
ジプシーのとき (1989・ユーゴスラビア/イギリス/イタリア)
アンダーグラウンド (1995・フランス/ドイツ/ハンガリー/ブルガリア)
ライフ・イズ・ミラクル (2004・セルビア/フランス/イタリア)
カンヌ国際映画祭パルム・ドール(最優秀作品賞あたる)を二度も受賞した名監督
彼の映画はどれもあらすじだけ見ると悲劇なのに、実際はコメディ色の強いハチャメチャ系喜劇
パワフルなブラスバンドの曲とユーゴスラビア民族楽器の曲に酔いしれる
ちなみに監督自身も音楽活動に積極的
ドキュメンタリー映画「SUPER8」ではキレキレのボーカルを披露するクストリッツァ監督を見れるぞ
【代表作】
少林サッカー (2001・香港)
カンフーハッスル (2004・香港/中国)
ミラクル7号 (2008・香港)
香港映画といえば、ブルース・リーやジャッキー・チェンに代表されるカンフー映画
それにワイヤーアクションを取り入れ、さらなる飛躍を見せた「少林サッカー」「カンフーハッスル」は世界中で大ヒット
人間が縦横無尽に飛びまくるアクションは、笑いを通り越して芸術の域
日本語吹き替えの山寺宏一、最高
【代表作】
ボーン・アイデンティティー (2002・アメリカ)
Mr.&Mrs. スミス (2005・アメリカ)
ジャンパー (2008・アメリカ)
オール・ユー・ニード・イズ・キル (2014・アメリカ)
今世紀を代表するアクション映画監督
どれも大ヒット作ばかり
日本のラノベが原作の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」も上々の出来
ラノベの実写化なんて大抵悲惨な結果になるけど、見事ハリウッドナイズしてヒット。サンキュー
【代表作】
ビフォア・サンライズ 恋人までの距離 (1995・アメリカ/オーストリア/スイス)
テープ (2001・アメリカ)
スクール・オブ・ロック (2003・アメリカ)
スキャナー・ダークリー (2006・アメリカ)
6才のボクが、大人になるまで。 (2014・アメリカ)
2014年度のあらゆる映画祭を賑わせた傑作、「6才のボクが、大人になるまで。」の監督
その邦題通り、なんと本当に6歳の子役が大人になるまでひたすら撮影し続けた作品だ
ハリウッドの大作から低予算系インデペンデント映画まで手掛ける実力派
数年後にはスピルバーグのポジションに付いている可能性高し
「スクール・オブ・ロック」は人生5本の指に入る大傑作!
【代表作】
MOON44 (1990・アメリカ/ドイツ)
インデペンデンス・デイ (1996・アメリカ)
デイ・アフター・トゥモロー (2002・アメリカ)
2012 (2009・アメリカ/カナダ)
ドイツ出身、特殊効果全開のアクション大作を多数発表
ただ、彼もペーターゼン監督と同様、当たり外れが激しい
「インデペンデンス・デイ」で最高のSFが誕生したかと思えば、次はゴジラを改悪して大不評…
最新作は「インデペンデンス・デイ」の20年ごしの続編だけど、これもファンには不評
この流れで行くと、次回作は傑作になるはず。期待
【代表作】
スミス夫妻 (1941・アメリカ)
ロープ (1948・アメリカ)
裏窓 (1954・アメリカ)
ハリーの災難 (1955・アメリカ)
めまい (1958・アメリカ)
北北西に進路を取れ (1959・アメリカ)
サイコ (1960・アメリカ)
フレンジー (1973・イギリス)
この製作年を見よ
こんな大昔から上質なサスペンスを多数制作していることに驚き
今50歳以上の人は全員ヒッチコック映画を見てるはず
シチュエーションドラマ、オールワンショット、モンスターパニック等、後にヒットする手法の全てが彼の映画に詰まってる
映画史を語る上で絶対に外せない人物
【代表作】
激突! (1971・アメリカ)
ジョーズ (1975・アメリカ)
未知との遭遇 (1977・アメリカ)
インディ・ジョーンズシリーズ (1981-2008・アメリカ)
太陽の帝国 (1987・アメリカ)
ジュラシック・パーク (1993・アメリカ)
シンドラーのリスト (1993・アメリカ)
プライベート・ライアン (1998・アメリカ)
ミュンヘン (2005・アメリカ)
戦火の馬 (2011・アメリカ)
ブリッジ・オブ・スパイ (2015・アメリカ)
もう説明不要
彼の映画を一本も見たことがない人はいないはず
娯楽映画として様々なジャンルに挑戦。未だ衰えを知らず
彼の作品からは心の底から映画を愛しているのが伝わる
まさに”永遠の映画少年”
世紀の怪作1941が無いやん!
10年一区切りで失速したり、映画撮るの飽きたりするのが多い中
この期間でこの打率は凄いでよ
流石だわ
【代表作】
THX 1138 (1970・アメリカ)
アメリカン・グラフィティ (1973・アメリカ)
スター・ウォーズシリーズ(1977-・アメリカ)
スターウォーズ生みの親として有名
スピルバーグと肩を並べる監督だけど、監督作品は何と上記3作品だけ
1977年以降はスター・ウォーズしか監督してない
プロデュース作品も、スピルバーグほど多くはない
生涯をスターウォーズに捧げた監督。かっこいい
【代表作】
ターミネーターシリーズ (1984-1991・アメリカ/イギリス)
エイリアン2 (1986・アメリカ)
アビス (1989・アメリカ)
トゥルーライズ (1994・アメリカ)
タイタニック (1997・アメリカ)
アバター (2009・アメリカ)
常に最新技術を追い求める男
1989年の「アビス」以降は並々ではないこだわりっぷり
ジェームズ・キャメロンの映画を見れば、その時代の最新CG技術が知れる
「タイタニック」の世界興行収入1位記録を、「アバター」で自分で塗り替えちゃったバケモノ監督
現在、日本のマンガ「銃夢」の映像化を目指して作業中とのこと
日本のマンガが世界No.1ヒットの映画になる日もそう遠くないかも
【代表作】
ゴッドファーザー三部作 (1972-1990・アメリカ)
カンバセーション…盗聴… (1973・アメリカ)
地獄の黙示録 (1979・アメリカ)
ランブルフィッシュ (1983・アメリカ)
ペギー・スーの結婚 (1986・アメリカ)
ドラキュラ (1992・アメリカ/イギリス/ルーマニア)
レインメーカー (1997・アメリカ)
一族全員映画関係者
ベトナム戦争を描いた「地獄の黙示録」は、CGの無い時代のため、銃撃戦の臨場感はなかなかのもの
前半、ベトナム人の集落を空から襲撃するシーンでは、本当に死人が出てるんじゃないかと思うほどの大迫力
ただ、彼が猛威を振るったのは70年代のみで、以降は何十年も空振りが続いてしまってる
ここから巻き返しあるか?
地獄の黙示録とかいう制作現場の方が地獄だった作品
【代表作】
黄金狂時代 (1925・アメリカ)
街の灯 (1931・アメリカ)
モダン・タイムス (1937・アメリカ)
独裁者 (1940・アメリカ)
殺人狂時代 (1947・アメリカ)
ライムライト (1952・アメリカ)
伯爵夫人 (1967・イギリス)
バスター・キートン、ハロルド・ロイドと並ぶ世界3大喜劇王
もはや歴史上の偉人
実際、「モダン・タイムス」のあるワンシーンを歴史の教科書で見た人も多いはず
世間がトーキー映画の流れになってもサイレント映画にこだわり続けたのは、彼の”言葉や人種に関係なく万国楽しめるのが映画だ”という美学によるもの
初のトーキーに挑戦した「モダン・タイムス」の歌唱シーンでは、彼は架空のデタラメ言語で歌っている
彼の与えた影響は映画だけじゃない
漫画界の神様、手塚治虫は生前、”面白い漫画を書きたければチャップリンの映画を見なさい。全ての答えが彼の映画に詰まっている”と語った
生涯を映画制作に捧げた、映画の神様
ワイ、オーソン・ウェルズと深作欣二が無くて泣く
低迷期のコッポラ作品はほんとひどかった
イッチが好きなというより有名な監督紹介しますやんけ
キアロスタミとかは作品の入手難易度が高いんやろ
よう知ってんな
定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー | |
フランソワ トリュフォー,アルフレッド ヒッチコック,山田 宏一,蓮實 重彦 |