引用元:【映画/この世界の片隅に】「じぇじぇじぇ」に続いて「ありゃ~」!? とぼけたような主人公のキャラに勇気づけられる
『この世界の片隅に』 しなやかでしたたかな強さをもつ子どもに…
(2016年 11月 12日)
〔※一部作品の内容に関する記述があります。〕
こうの史代原作の同名漫画を、『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督が劇場アニメ化した『この世界の片隅に』。戦争を題材にしているが、悲愴感ばかりが漂うわけじゃなく、ほっこりと優しい気持ちにしてくれるヒューマンドラマだ。
困ったことがあっても気の抜けた声で「ありゃ~」と言って柔軟に受け流していく、とぼけたような主人公のすずには勇気付けられる。お互いよく知らないまま一緒になった周作とゆっくりと夫婦愛を育んでいくようすも胸を温かくする。
もちろん波風なく順調にいくわけはなく、すずの幼馴染への想いや、簡単に子宝に恵まれない人間ドラマも描かれる。
遊女のリンが原作のように夫婦に絡んで深く描かれないのは残念な気もするが、年齢制限を考慮してかもしれない。それでも、映画版も意外と艶っぽい一面があり、やはりここでも作品の持つ、生活している生身の人間の匂いを感じさせてくれる。
そして、物語が進むにつれ、戦争の影は色濃くなっていき、悲劇が起きる。あんなにほんわかと緩衝材のように衝撃を受け止めていたすずも、やがて感情を爆発させる時がくる。居場所を見失って逃げ出そうともする。一生懸命踏ん張るばかりじゃなく、弱音を吐いて。
その弱さのなかに、さらにすずのしなやかな強さを見た。希望を持って前を向いて、どんな運命の逆風にも抗おうとガチガチになって頑張れば、ボッキリと折れてしまうこともあるだろう。でも、運命をのほほんと交わし、耐え難いときには身を任せて萎れてしまえば折れてしまうことはない。
泣いてばかりもいられない、とすずは言う。物の無い時代、塩分がもったいないから。日々の生活を大切にして生きていけば、人生なんとかなるものだ。
〔以下略、全文はソースをご覧ください。〕
【ついついママ目線】
(文:入江奈々/ライター)
『この世界の片隅に』は11月12日より全国公開される。
・『この世界の片隅に』(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=10492
http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=10491
http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=10490
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ラストであの子絡みでちょっとだけ
広島の家族が死んだ話も妹からの伝聞であっさり
あの子がなぜすずを見て寄って来たのか
映画では分かりづらかった
時XXXの時の演出は今ひとつ
玉音後の方が感情爆発させていたのはなかなか良かった
分かりづらかったと指摘の場面、一瞬混乱したけどちゃんと理解できたよ。
ただこの映画はエピソードてんこ盛りで情報量が半端なかった。
寝不足で見に行ったんで眠くならないか心配していたが、その情報量からくるテンポの良さでその心配はまったくの杞憂だったわ
絵が苦手だなと思ってたのに電子ブックで原作ポチっちゃった
あとは草ばかり食ってたなぁ
間違いなく今年度ナンバーワンの名作。
いやここ数年で最高傑作
見ればわかるって、この映画は凄いよ。
見に行ったの?
この世界の片隅に : 上 (アクションコミックス) こうの史代 双葉社 |
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