現役の米海兵隊員や親子連れら175人が参加した。
友の会が2015年に一般を対象にした戦跡巡りを始めて以来、過去最大の参加数となった。
米国では昨年11月に映画が公開されており、公開後、前田高地には多くの在沖米軍関係者らが訪れている。
前田高地は首里に置かれた第32軍司令部を守るため日本軍の防衛ラインが張られ、進攻してくる米軍を迎え撃った場所。
米軍は同高地を、のこぎりで切ったような崖だとして「ハクソー・リッジ」と呼んだ。
戦跡巡りは五つの班に分かれ、それぞれのボランティアガイドが説明した。
友の会の銘苅則夫さんは「日本軍と米軍の両軍にとって戦死者が多く、ここはものすごい凄惨(せいさん)な場所だった」と説明した。
衛生兵として沖縄戦に従軍し、映画の主人公となったデズモンド・ドスさん(故人)は1995年に前田高地を訪れている。
友の会の玉那覇清美事務局長は参加者に「この場所がドスさんがはしごを降ろした場所と言われている」と写真を使って説明した。
旧浦添村では全人口の約44・6%が沖縄戦で亡くなったといわれる。
参加者は映画の舞台のほか、住民が避難したクチグヮーガマ、食料が備蓄されていた乾パン壕なども巡り、浦添の戦闘を学び、思いをはせた。
前田高地に訪れたのは2回目という米海兵隊の男性(52)は「いろんな所を見学できて良かった。本で読むのと実際に来て見るのでは感じ方が違う。なぜこんな小さな狭い場所で闘わないといけなかったのか。過去の悲惨な状況を思うとつらい」と感想を述べた。
映画は今年のアカデミー賞で編集賞と録音賞の2部門を受賞した。「ハクソー・リッジ」(配給・キノフィルムズ)は24日から全国で公開される。
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あと 激戦地跡って大概 墓苑か教会になってるな。
やっぱり住むのは嫌だし。w
どこまで事実に迫ってるのかね。
比謝川河口の上陸地点とか、南部富森の獅子とかの戦跡を見に行ったことあるわ。
沖縄は戦跡があまりに生々しく残ってて、ついこの間戦闘があったんじゃないかと思えるほど。
http://www.okinawa-senjoh.com/tomori.htm
↑富森の獅子
http://www.okinawa-senjoh.com/maedacliff1.htm
↑ハクソーリッジは前田高地のことみたい。
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宣伝じゃ沖縄戦ってことに触れないよなぁ
日本が舞台なんだからイーストウッドの硫黄島みたいにそれを宣伝したほうが客入りそうな気がするんだけど
今のご時世いろんなところへの配慮が必要なんかね
アンブロークンの時とか酷かったからな。
日本を少しでも悪く描くのは許さない!って連中がネット上を跋扈してる以上、
配給会社もわざわざそこに立ち入って公開中止になるようなリスクは避けたんだろう。
メルギブの作品はキリスト教的要素も絡んでくるから、「沈黙」の公開時ぐらい日本を絡めたキャンペーンしてもいいと思うんだが。
※2
アレはひどかったな。
原作本の前書きに書かれていた捕虜虐待の一例紹介に
実際にあった人肉食事件を紹介したことを問題にして大騒ぎしてたな。
挙句の果てには俳優と監督の人格攻撃までして意味がわからんかった。
※3
何が酷いってねつ造があったんなら批判されて然るべきだけど
実際にあった出来事を取り上げるだけで炎上するような世の中になってしまったとこだな
しかも作品を観てもいないような連中によって、ってところが腹立たしい
イーストウッドもアンジェリーナジョリーも政治スタンスは違うけど
公平な観点からWW2の映画を撮ろうと心掛けてるのは同じなのに
観る側さじ加減一つで片方は絶賛、もう片方は炎上とかバカみたい
※2
やりすぎはあったけど、反発する必要性もあったろ
※5
君は実際に作品を観ていないんだろうね。
しかも同じように観ていない連中が想像だけで叩いてるのを鵜呑みにして同調してるんだろう。
あの程度の内容で反発する必要性があるなら、
日本人が作った戦メリですら今の世では上映不可能になってしまうよ。
確かに内容で言うとアンブロも戦メリもあまり面白くないから話題にならないので問題ない
でも、あの原作を映画にするんだし、日本のイメージを損なう可能性があるんだから、議論が巻き起こってしかるべきだと思う
イメージ今さら損なわれるか?
戦時中の日本なんて捕虜虐待や人体実験は実際に行ってたんだから今さらそれを知ったところで何とも思わんしなぁ
当時の日本の悪行を今の日本と結び付けてヘイトを向けるんだとしたら、それは人間としてその程度ってことだしな
そんなことよりも過去は過去として消化して、長野オリンピックの聖火リレーに参加した主人公の存在のほうが俺はよっぽど心に残ったわ
未来志向になれない人間って素晴らしいよね
自国を擁護する時には「戦時中だから」「どの国もやってるから」「それは捏造」なんて詭弁で逃げるけど、
他国に関しては政府の違い、個人と組織の違いを考慮に入れることなく一括りで叩くんだろう。
そして他の人間も自分と同じような思考で行動してると思い込んでるから、
ちょっとでも自国に不利な要素が出ようものならこれはマズいと必死で叩く。
過去と向き合えない人間ってだいたいそんな感じだね。
で、どっかの首相みたく歴史修正主義になってく。
※8
言葉足らずですまん
俺は「日本を少しでも悪く描くのは許さない」とかのたまう右翼の連中を擁護する気はなかった
過去と向き合う行為のいっかんとしてアンブロークンを史実に忠実か否かを議論するのはいいことだと思うんだよ
あと俺は最終的に日本で公開されて良かったと思ってる
日本人として太平洋戦争を負い目に感じてもいるし、デリケートな問題だからこそ、映画的な誇張表現が気になってしまったということをわかってほしい
実話モノだからって描かれるのが事実じゃないといけないとは思わんなぁ
そもそも視点によって見方も変わってくるし
ドキュメントでさえも制作者が伝えたいことによって同じ出来事も全く異なる話になる
事実か否かをごちゃごちゃ言い合うよりも
何を伝えたかったかを議論し合うほうが遥かに建設的だと思うね
ノンフィクションは製作者の主観が入ってはいけない。
実話ベースの作品は事実のみを忠実に描かなくてはならない。
この二つは日本人にありがちな悪しき思い込みだと思うし、
邦画の表現を著しく狭めてると思うわ。
そんなに客観的な事実が知りたきゃ映画一本から知ろうとせずに、
いろんな角度から物事見るようにしたほうがいい。