渡哲也、吉永小百合と“大ラブシーン”熱望！映画共演オファーにノリノリ

渡哲也、吉永小百合と“大ラブシーン”熱望！映画共演オファーにノリノリ

　俳優、渡哲也（７５）が３０日、東京・成城の東宝スタジオで、女優、吉永小百合（７２）と宝酒造の日本酒「上撰松竹梅」のテレビＣＭ撮影を行った。
２人が「松竹梅」のＣＭで共演するのは、昨年８月以来１年１カ月ぶり。呼吸器疾患で自宅療養も続ける渡だが、撮影の合間に小百合から「大人の恋の物語をやりましょう」と映画共演をオファーされると、「“大ラブシーン”のあるやつを！」とノリノリだった。

　和装姿の渡と小百合が見つめ合って杯を飲み干す姿は、大人の円熟味にあふれていた。

　１年１カ月ぶりに共演する「松竹梅」のＣＭは今回も渡側がオファーし、小百合の友情出演が実現した。

　渡は一昨年６月に急性心筋梗塞の手術を受けて以降、自宅療養中。肺気腫やぜんそくなど呼吸器疾患のため酸素吸入器を常用し、通院もするが、この日の撮影では貫禄の演技を披露。１５年１１月以来となる報道陣の取材にも小百合と応じ、「よろしくお願いします」と渋くあいさつした。

　仕事復帰は今年６月に放送されたＮＨＫ　ＢＳプレミアムの石原裕次郎特番以来。
小百合とは５０年以上前から２０００年の「長崎ぶらぶら節」まで９本の映画で共演しており、記者から「また映画でも共演？」と聞かれると、渡は「元気になったら、最後の１本ぐらいはご一緒したい」と希望。
“相棒”の小百合に「完全復帰なさった折には、大人の恋をやりましょう。ウフフ」とラブコールを送られ、「“大ラブシーン”のあるやつを！」と張り切った。

　２人は恋人役で淡いラブシーンを演じたことはあるが、濃厚な場面は未経験。小百合はハリウッド映画の名作を例に「『黄昏（たそがれ）』みたいに人生を重ねた大人の話がいいわねと、前からお互い、話し合ってるんですよ」と企画を温めていることも告白した。

　渡は近況を聞かれ、「食欲はある。週２、３回、理学療法士に来ていただき、ストレッチやスクワット、エアロバイクや自宅周辺を歩いています」と体力をつけている様子。
所属する石原プロモーションの石原まき子会長（８４）が先月、小樽市の石原裕次郎記念館を閉館した際、渡を監督に据えた映画製作の構想を口にしたが、本人は「いやあ、演出なんてとんでもない」と謙遜。
まずは小百合との「大ラブシーン映画」実現に期待したい。

松竹梅のＣＭに出演し、３０年目を迎えた渡哲也が、名コンビの吉永小百合と再び共演。撮影の合間には、ラブシーンのある映画共演話で盛り上がった＝東京・成城

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