引用元:【アニメ】Production I.G・石川光久社長&ボンズ・南雅彦社長がNetflixと包括的業務提携しての作品作りを語る[03/16]
ちょうどこの2社が手がける「B: The Beginning」と「A.I.C.O. Incarnation」の独占配信が
2018年3月からスタートしているということで、詳しい話を聞きに行ってきました。
B: The Beginning 公式サイト
http://www.b-animation.jp/
A.I.C.O. Incarnation
http://www.project-aico.com/
◆Netflixとの包括的業務提携について
Q:
「包括的業務提携」の具体的な内容と、これまでの業務提携とは何が違うのかということを教えて下さい。
Production I.G 石川光久社長(以下、石川):
秘密保持のこともあるので内容をすべてお話しするわけにはいきませんが、分かりやすくいうと、
プロ野球選手の「単年契約」と「複数年契約」の違いのようなものかなと思っています。
アニメを作っていく上で、1年で結果を出す、あるいは作品1本で勝った負けたという話をするのではなく、
複数年かけて、オリジナル作品も含めてヒットするものを企画段階からじっくり話し合って作っていきましょうということです。
今回、包括的業務提携をしたのはProductionI.Gとボンズでしたが、なぜこの2社が選ばれたのかは、
あくまで私見ですが、2つの理由があるのではないかと思っています。
1つは、Production I.G制作の「B: The Beginning」が3月2日(金)から、
ボンズ制作の「A.I.C.O. Incarnation」が3月9日(金)から配信されるというタイミングであることはなくはないと思います。
もう1つは、アメリカで「作品を見たいアニメーション制作スタジオ」を調査したときに、
Production I.Gとボンズが入っていたことです。他にはWIT STUDIOやA-1 Pictures、
サンライズも入っていましたが、僕としては、そういう経緯なのではないかと。
ボンズ 南雅彦社長(以下、南):
これまでボンズでは業務提携というものをやったことがまったくなく、
製作委員会方式で作品を作ることがほとんどでした。
今回、「A.I.C.O. Incarnation」でNetflixさんに作品を預けることになって、
そこから業務提携のお話が出ました。Netflixは全世界同時配信で、
画面の向こう側に1億人以上の視聴者がいて、
今までにない形で我々のアニメーションを観てもらえるということが魅力的です。
「包括的業務提携」については、どこまでお話しして大丈夫なのかわかりませんが……今の日本では、
単年度ではなく、長い期間に何本かの作品で世界に視聴者にチャレンジする機会というのがちょっと難しいのではと思い、
今回、挑戦させていただくことになりました。
石川:
日本の製作委員会にとっても、中長期ではいい結果があると思うのですが、
短期ではネガティブな要素があるかもしれません。どう思っておられるかはあくまで僕の想像ですが、
これまでボンズやProduction I.Gを育ててきたのに「いざ育ったら海外とやるのか」という思いも、
なくはないと思うんです。でも、製作委員会方式というのはビデオグラム、
昨今はDVDやBlu-rayが主題のビジネスで、良質なアニメを作り、
作品を認知してもらってお客さんに買ってもらうという形です。
ただ正直、2〜3年前から言われていることですが、
DVDなどのビデオグラムをビジネスの中心にして食べていくのは難しいと、みなさん感じていることだと思うんです。
これまでやってきた製作委員会方式を見直すという意味で、いま、岐路に立っているのだと思います。
今回、Netflixと包括的業務提携をしたのはProduction I.Gとボンズでした。
南も石川もこの年ですし、ボンズもProduction I.Gもここまでやってこられたので、
今さらビクビクすることはありません。
若い会社、次を望む会社にとってチャンスが出てきたということじゃないかと思います。
続きはソースで
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180316-production-ig-mitsuhisa-ishikawa-bones-masahiko-minami-talk/
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>複数年かけて、オリジナル作品も含めてヒットするものを企画段階からじっくり話し合って作っていきましょうということです。
今の日本のアニメ業界はこれが出来ない
日本の場合アニメだけじゃなくてドラマや映画も全部これに当てはまるが
そりゃ「複数年掛けてオリジナル作品も含めて企画段階からじっくり」って
口で言うのは簡単だけど結構お金も掛かる話じゃん
一本だけなら何とか大作っぽいのも出来なくはないけど、
継続して作るとなるとしんどい
Bは作画は凄かったけど
面白いと思うかどうかは人それぞれだけど、オレは結構楽しめた。
特にBの方は良かった。どっちにも言えるのは作画面など従来のTVアニメより丁寧なこと
これは他のヴァイオレットもそうだしシンプルだけどDevilmanもよかった。
比べて話づくりの方はまだまだだとは思う。海外資本なのでもしかすると将来的には
構成・脚本に外国人連れてくるかもしれんね。日本のアニメの一番弱いところだから。
もう地上波だの円盤だのなんてありえねーわ
ただオリジナルのはグロいのが多すぎだな
金かかってるハイクオリティなアニメって言うとアクションからのグロが定番にしてもだ
そりゃこれまでと同じもん作ってても意味が無いのは分かるが
そのうち日本のアニメ制作はまたアメリカ様の下請けに回帰して
如何にも日本人好みの萌え的な作品はみんな中国企業が作ってたなんてことになったりして。
アズレンのYostarやあんスタのHappyElementsとか中国資本の台頭を見るとそういう予見もある。
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今は大迷走の末、すったもんだしてるけど
中期展望は、間違いなく右肩上がりに向かっていくと思う
だって外人さんが「メイドインアビスみたいな、泣けるオリジナルアニメを時間を掛けて仕込んでください」
と注文するだけで、日本の企画屋はいくらでも選択肢を提示できる
たとえば「ペリリュー島の久松さん伝記」をNetflixならば、在チョンの猛抵抗にも負けず映像化可能だろう
占守島でも、東京大空襲でも、幾らでもあるし
更に直近のノンフィクションには、「あの日の東日本大震災」に無数のエピソードが眠っている
要はただの下請けをカッコいい言葉に置き換えただけ
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