再開発される柳ケ瀬商店街で「ゴジラ映画」の撮影 ３月以降にネット公開

柳ケ瀬商店街でゴジラ映画の撮影
01月27日　09時29分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20190127/3080001033.html

岐阜市の繁華街、柳ケ瀬商店街で、ゴジラがまちを襲う短編映画の撮影が行われ、エキストラとしておよそ３００人が参加しました。

撮影が行われたのは、岐阜市の柳ケ瀬商店街にある高島屋南地区で、一帯が再開発のため、今年３月から取り壊されます。

映画は、ゴジラが襲来した町の足跡などを生かしてビジネスチャンスにつなげるストーリーで、岐阜県各務原市に住む映像クリエイターの柴田晃宏さんが、映画配給会社の東宝などが行うオーディションへの応募作品として、５分間の短編映画を制作します。

２６日は、公募で集まったおよそ３００人のエキストラが参加して、商店街に現れたゴジラから人々が逃げ惑うシーンを撮影しました。

中には、アーケードの上から撮影するシーンもあり、大勢のエキストラたちが悲鳴を上げながら、まもなく取り壊されてしまう商店街の中を走り回っていました。

市内から参加した５０歳の男性は「味のある町並みなので、無くなるのはさみしいけどいい記念になりました」と話していました。

柴田さんは「再開発でなくなる風景を映画で残したいと考えた。地元の人たちが見て楽しめる作品にしたい」と話していました。

撮影された作品は、今年３月以降にインターネット上に公開されるということです。