2019年12月3日9時45分
アニメ界のアカデミー賞と呼ばれる「第47回アニー賞」(国際アニメ映画協会主催)の各賞候補が2日発表され、新海誠監督の「天気の子」が「長編インディペンデント作品賞」「長編作品監督賞」など計4部門でノミネートされた。発表・授賞式は来年1月25日、米ロサンゼルスで行われる。
今年のアニー賞では、細田守監督の「未来のミライ」が長編インディペンデント作品賞を受賞しており、「天気の子」が選ばれれば2年連続の日本作品受賞となる。新海監督は2017年のアニー賞でも「君の名は。」が候補に選ばれたが、受賞は逃した。
「天気の子」は来年2月に発表される米アカデミー賞の国際長編映画賞(旧外国語映画賞)部門の日本代表と、長編アニメーション賞候補に選ばれており、来年1月に発表される最終候補に残るかどうかにも注目が集まっている。
来年1月のアニー賞では、今石洋之監督の「プロメア」、高坂希太郎監督が児童文学をアニメ化した「若おかみは小学生!」も長編インディペンデント作品賞候補に。大ヒット中のディズニー映画「アナと雪の女王2」は8部門、「トイ・ストーリー4」も6部門でノミネートされた。(共同)
天気の子
(2019-07-19)
概要
「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――
主なスタッフ
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Director : Makoto Shinkai
上映時間
114分
キャスト
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Kotaro Daigo
Hodaka Morishima (voice)
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Nana Mori
Hina Amano (voice)
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Shun Oguri
Keisuke Suga (voice)
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Tsubasa Honda
Natsumi Suga (voice)
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Sakura Kiryu
Nagisa Amano (voice)
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あまり話題にならず盛り上がらなかった感じ
登場人物に共感や魅力を殆ど感じられなかったのが原因なんだけどさ。
唯一ハッとしたのは、君の名は。の主役が出てきたとこか。
ただ、いま思うと世界線繋がってる意味なんて全くもって必要ない作品だわな。
ただ、作画だけは良かったズラ。
>長編インディペンデント作品賞を受賞しており
……。
テーマ性では未来のミライより落ちる
深夜の萌豚向けにしか見えないタイトルなんだが本当に児童文学が原作なのか?
中高生は大感動
お前のために作ってるんじゃないんだよ
絵が児童文学っぽくないけど
https://www.cinemacafe.net/article/2019/12/03/64738.html
>『アナと雪の女王2』と『ミッシング・リンク』が「作品賞」を含む8部門にノミネートされ、リード。
>作品賞のほかの候補作は『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』、『クロース』、『トイ・ストーリー4』。
本当に中高生だけにしか評価されない映画って出来だった
おそらくその子たちが大人になればそれほど凄くないことが分かる
全部正解の展開にした君の名はより
あれぐらい自分出してるほうが作品として面白い。
まあ個人的な好みだけど。
この批判された部分が自分の味だから、次回作では自粛どころか前面に出していく、みたいなこと言ってたけど
この部分が完全に裏目に出たなと思った
天気の子(1) (アフタヌーンKC) 講談社, 2019-11-22 |
俺は新海誠の最高傑作だと思ったがなあ。むしろ中高生には理解出来ないと思う。あれは須賀さんの物語。
分かる。中高生に受けてるのは事実かもしれないが、中高生が理解出来るのか?って言われるとうーん。
主人公や警察や銃などのアイテムも含め、割と象徴的な存在で「純粋な子供」「正論をいう大人」として描かれてるから、見てて一番面白いのはその狭間で揺れるあの女子大生と須賀さん。
うん。今まさに青年期の発達段階にあれば、他者への探求や共感、理解、社会展望なんかの部分を描かれる主人公達の部分は分かりやすい。
それを経て、就活モラトリアムがあったり、日常生活の中で折り合いをつけながら生きつつ、過去の記憶やしがらみに囚われて身動き取れない大人とでは、感じ方は変わるよね。
ちょっと紋切り型だけど、台詞や演出もそんな大人の逡巡を表すものが多かった。親にとっての子供の存在とか、結婚指輪を直して付ける姿。