『この世界の（さらにいくつもの）片隅に』の評判

監督の作家性が現れてるのは前作だな

たぶんこれ一から作れば完璧にうまくいったんだと思うわ。
何にでも言われることだけど、どんな形であれ一旦完成したものに手をつけたらいけないんだよ。

無くても成立するかもしれないけどあったからといって作品そのものを足を引っ張るようなシーンは特になかったと思うけど

駄作とは思わんなあ。アニメ部分もキャラクターもテーマも ストーリーも申し分ないわ。
でも映画としてはどうかと俺も思う。
一つ秀でてればそれで全て満点というわけにはいかないよ。
不満点もあるがという前置きがついてしまう。

比較論で解析するから悲しくなるんだよ
「原作」「前作」「いくつもの」で分離して評価すべき

小林夫妻の会話はあってよかったと思うよ
何度も読み返せる漫画と違って映画は基本的には一度である程度理解するのが必要だからね
このスレの住人みたいなディープな鑑賞者ばかりじゃないし
このスレなんかもオリジナル公開当時は「周作さんて女を買うような人だったの？」みたいな人がちらちらいた
原作のコマをじっくり見て、当時の世相がわかってれば、先輩に筆下ろしに連れて来られたんだな、とか想像つくけどさ

晴海が死んでからチョコレート供えるシーンまで
すずはあの場所に来れなかったんだろうな。
晴海が見たかった塀の向こうには青葉がいて
(既に呉にいたはずだから当時も)
青葉ということは水原もそこにいたはず

晴海は戦闘艦に憧れてたし、家からじゃよく見えない(そのために描写も追加されてる)から
生きて近くでみれたならどれだけよかっただろうな…
って考えると青葉のシーンが泣けるのも頷ける

リンさんが花見で機雷の話するオリジナル部分は、わかりやすくなってよかった

調理シーンも変わってる気がするんだよな

軒下の小林伯母発言だけだと周作がフタマタ掛けてた疑惑が出る余地がある
小林伯父発言によって時系列がハッキリするから筋は通ってるかな
甥っ子の嫁の旧姓なんか覚えてるか？とも思ったが大騒ぎを傍で見ていた伯父ならね

今回子供の頃の水原の描写の追加でかわったところは
水原の性格が確実に戦争によって変わっている、という点だな

周作の「わしはすずさんのところに帰ってくる」ってカットされてた？？「そこを右！」のインパクトが強すぎて、あれ？ってなった

展開速いし台詞量もそこそこあるから動きくらいあまり動き回らずにほどほどじゃないと付いていけなくなる
それにこれくらいの方が細かい演技に目がいってキャラクター性が明確に分かりやすい

浦野家に住み着いた３兄弟ってそれぞれが「スミマセン」と言ったんじゃないかと思うけど
長兄が３回言ってた気がする

いやー観てきたよ。最高だった。前のもよかったが追加によってさらに完璧を超えたね。

皇后陛下は跡取りを産まなきゃと言われてるシーンを見てつき刺さったのかな？
考えてみれば今の日本で相手の名前と漠然とした情報を知ってるだけで縁談を持ち込めるのって皇太子くらいだよな

見てきた。エンディングが豪華になってたけどクラウドファンディング含めシンプルな前作の方がよかったなあ。
あの登っていくようなピアノで入っていくのがいいのに。
内容はまさに完全版といった感じで満足。新規シーンだとえっちシーンと戦闘機のエンジンテストのシーンが特に好き。
すずさんの色気とエンジンの爆音に監督のこだわりを感じたw

テルちゃんの顔の痣って梅毒？

すずさんカフェとか出して残飯雑炊や楠公飯を・・・

嫁がいる前で周作の過去の話を平気でする伯母さん
あーこういう人いるなーって思った
本人には悪気はないんだろうけど
それをよく分かってないすずさんもw

そういえば「どーじゃね元気かねー」をリンさんにも歌わせてたな
周作との繋がりをより感じさせていた

「すみちゃんの将校さん」
は、やはり原爆で亡くなっちゃったんだろうか